BlackBerry は現地時間 12 月 6 日、当初は 2016 年 3 月頃に配信すると発表していた BlackBerry OS の新バージョン「BlackBerry OS 10.3.3」を、ようやく配信開始しました。
今回配信が遅れた理由は明確で、米国政府が使用する製品として定めている「NIAP コンプライアンス」の認定が遅れたためです。「NIAP コンプライアンス」の認定が取れたので、今回配信開始となりました。
そのため今回のアップデートは基本的にセキュリティの強化となっています。「BlackBerry OS 10.3.3」の配信はすでに行われていて、私手持ちの端末にも降ってきていることを確認しています。
アップデート対応機種は BlackBerry OS 10 端末となります。すでに発売から数年経過している「BlackBerry Z10 / Q10 / Q5」などのも対象なので、かなり息の長い OS ということになります。
ちなみに BlackBerry 更なる最新バージョンとなる「BlackBerry OS 10.3.4」の配信も、今年 1 月の段階で発表していました。こちらは当初 2016 年末に配信とのことでしたが、「BlackBerry OS 10.3.3」の配信が遅れたので、2017 年以降となることは確実です。
Source:BlackBerry