日本通信と ソフトバンクが相互接続に関してをようやく合意した模様です。本日 2 月 1 日に日本通信がソフトバンクとの相互接続協定書を締結したと発表しました。
日本通信は MVNO の先駆け企業で、以前より NTT ドコモ網を利用した格安 SIM の提供を行ってきているのは周知の通りかと思います。そして日本通信は予てからソフトバンク網を利用した MVNO を展開するためにソフトバンクと協議を行ってきていたのですが、これまでは物別れに終わってしまっていました。
そのため日本通信は昨年 9 月 29 日に総務省に「接続協定に関する命令申立書」を提出し、総務省立ち合いの基で日本通信とソフトバンクの協議が改めてもたれ、今年の 1 月 27 日に合意が行われたという流れになります。日本通信は(特に三田社長は)以前より SNS などで、ソフトバンク網を利用した MVNO 実現に向けて、時にソフトバンクを厳しく非難する口調で発言を行っていたのですが、それもようやく終わろうとしています。
日本通信は今回のソフトバンクとの合意が行われたことを受けて、早速ソフトバンクの SIM ロックがかかっている iPhone と iPad 向け格安 SIM を、3 月 22 日より先行して提供開始するとも発表しています。また他機種向けにも順次提供を行う模様です。
現時点では詳しい料金などは発表されていませんが、ソフトバンクの利用料金よりも安くなることは間違いないでしょう。
ちなみにソフトバンク網を利用した MVNO サービスは「J-mobile」が20GB の大容量データプラン「ギガザウルス 20G TypeS」として提供を開始しています。こちらはデータ通信専用プランです。
Source:日本通信