先日入手した「LG Watch Sport」、いろいろと触っています。Android Wear 2.0 ではいろんな機能が追加されたり UI が変更されたりしているので、結構新鮮です。スペックも高いので、これまで利用していた「Moto 360 Sport」よりもとってもヌルヌル動くので快適そのもの。
そんな中でも特に変わった点はウォッチフェイスです。Android Wear 1.5 以下ではホーム画面を長押しすることでウォッチフェイス選択画面に切り替わりましたが、Android Wear 2.0 ではホーム画面で左右スワイプをするだけの直感操作でウォッチフェイスを変更することができます。ただこのスワイプ操作は Android Wear 1.5 以下のアプリドロワー表示操作とバッティングするので、「LG Watch Sport」を使い始めた当初はちょっと使いづらいなと思っていました。
ただ使い慣れてくるとその良さがだんだんとわかってきんですよね。
Android Wear 2.0 に追加されたウォッチフェイスの “お気に入り”
Android Wear 2.0 で大きく仕様が変更されたウォッチフェイスですが、ウォッチフェイスの変更操作が変わったことのほかに、新たに “お気に入り” という概念が追加された点も大きな変更点です。実は左右スワイプで変更できるウォッチフェイスは “お気に入り” として登録しているウォッチフェイスの中から選択する仕様となります。
Android Wear 1.5 以下ではウォッチフェイス変更時に全てのウォッチフェイスが一覧表示されるのですが、Android Wear 2.0 では Android Wear にインストールされているウォッチフェイスの中からお気に入りを選択しておいて、それを左右スワイプの直感操作で変更できるというわけです。
ウォッチフェイスを “お気に入り” に追加する方法
ウォッチフェイスを “お気に入り” に追加するには、ホーム画面で一番右までスワイプして表示される “他のウォッチフェイスを追加” をタッチすることでウォッチフェイスの一覧が表示されるので、その中から好きなウォッチフェイスをタッチします。すると “お気に入り” に登録することができます。
逆に削除する場合は左右スワイプのウォッチフェイス選択画面で、削除するウォッチフェイスを下にスワイプします。削除したウォッチフェイスは “他のウォッチフェイスを追加” から改めて “お気に入り” に追加することが可能です。
またAndroid Wear 2.0 でもウォッチフェイスごとに背景や色、スタイル、アクティブウォッチフェイスのショートカットなどをカスタマイズすることができます。カスタマイズした後に別のウォッチフェイスに切り替えてもカスタマイズ内容は消えないので、改めてカスタマイズしたウォッチフェイスにスワイプ操作で戻すことも可能。
つまり、例えば普段使い用のウォッチフェイスとフィットネス用のウォッチフェイスを “お気に入り” に登録しておいて、フィットネスアクティビティを行う時にそのウォッチフェイスにスワイプで切り替えてサクッと行うことが可能というわけです。もちろん単なる気分に合わせてウォッチフェイスを変更するのも良いでしょう。
まとめ
Android Wear 2.0 ではウォッチフェイスの変更が直感的になったのと、“お気に入り” という概念が追加されたことでよりユーザビリティが向上しました。私も Android Wear 1.5 までは固定のウォッチフェイスを使い続けていましたが、Android Wear 2.0 では頻繁にウォッチフェイスを変更しやすくなり更に応用的な活用もしやすくなったので、この機能を活用していこうと思います。
「LG Watch Sport」は電源ボタンの上下にハードウェアボタンが搭載されていて、そこにアプリを割り当ててダイレクト起動することもできます。これはこれでかなり便利で Android Wear にインストールされているアプリであれば割り当てることが可能です。
https://jetstream.buzz/archives/49674 逆にウォッチフェイスに設定できる（アクティブウォッチフェイス対応の）アプリは限られているので、ウォッチフェイスに設定できないアプリはハードウェアボタンに割り当てて、ウォッチフェイスに設定できる「Google Fit」「Google Play Music」「連絡先」「Android Wear」などの各ショートカットをウォッチフェイスに設定して運用するというのが今のところのベストとなるかと思います。
