今年の 2 月から段階的に提供が行われてきたスマートフォン版「YouTube」アプリのライブ配信機能が、どうやら全てのユーザーに開放された模様です。本日私手持ちの「iPhone 7 Plus」でライブ配信機能が利用できるようになっていました。
私の場合、チャンネル登録者数が 1,000 を超えているチャンネルでは 3 月よりスマートフォン版「YouTube」アプリによるライブ配信を行うことができるようになっていたのですが、そのほかのチャンネル登録者数 10 程度や 0 のチャンネルでも、今回ライブ配信が利用できるようになっていたわけです。
ただし今のところチャンネル登録者数 1,000 以下のチャンネルによるライブ配信は「iPhone 7 Plus(iOS)」でしか行えず、Android アプリではまだ利用することはできませんでした。
ちなみに iOS 版「YouTube」アプリは 2017 年 5 月 9 日の v12.17 アップデートでライブ配信が利用できるようになりました。Android 版「YouTube」アプリは 2017 年 5 月 4 日の v12.17.54 アップデートを適用していますが、ライブ配信がまだ利用できない状態です。(チャンネル登録者数 1,000 以上のチャンネルはどちらでもライブ配信が可能)
またほかの iPhone ユーザーに確認もしてもらいましたが、最新のアプリバージョンにアップデートしていてもライブ配信が表示されずに利用できない方もいらっしゃったので、完全にすべてのユーザーにスマートフォン版「YouTube」アプリによるライブ配信機能が解放されたわけではないのかもしれません。この辺の基準はもちろん Google も発表していないため、不明です。
スマートフォン版「YouTube」アプリでライブ配信を行う手順
もしスマートフォン版「YouTube」アプリでライブ配信ができるようになっている場合は、ご紹介させていただく手順を参考にしてください。といっても超簡単です。
まずは「YouTube」アプリを起動してビデオカメラアイコンをタッチして、表示される “ライブ配信” をタッチします。
次に “タイトル” と公開範囲を設定しまう。公開範囲はデフォルトでは “公開” になっています。また右上のカメラアイコンをタッチすることで、リアカメラとフロントカメラを切り替えることができます。
設定されているカメラでスクリーンショットを取ります。スクリーンショットは 3 秒のカウントダウン後に撮影をする方式ですが、何度でも取り直しは可能です。
またこの段階で SNS に共有することも可能です。
そして “ライブ配信を開始” をタッチすることで配信が開始されます。ただし実際には “ライブ配信を開始” をタッチしてから 10 秒後程度で配信が開始されるのでご注意ください。
また配信は横画面でも行うことが可能で、配信中に縦横を切り替えることもできます。このほかフロントとリアのカメラも、配信中にカメラボタンをタッチすることでリアルタイムに切り替えることができます。
スマートフォン用「YouTube」アプリのライブ配信が一般に開放されることで新たなコンテンツ作成のチャンスも広がりますが、配信中は著作権や肖像権などを気を付けるようにしましょう。