ベンチマークサイト GFX Bench にて「Google Pixel XL2」なる 5.6 インチスマートフォンを捕捉しましたのでご紹介させていただきます。
「Pixel XL2」は言わずと知れた 2016 年の Google スマートフォン「Pixel XL」の後継機種と予想されている、2017 年の Google スマートフォンです。これまでいろいろな噂は伝えられてきていたのですが、はっきりとした情報は不明となっていました。
そんな「Pixel XL2」を今回 GFX Bench で捕捉しました。ベンチマークテストの日付も 6 月 9 日となっているのでかなり最新の情報です。
ただあくまでもベンチマーク情報となるので「Pixel XL2」が 100% 存在するという証拠にはなりませんが、その可能性は非常に高まったといえるかと思います。
ベンチマーク情報
今回の GFX Bench で確認できる「Pixel XL2」の情報は以下の通りです。プロセッサについては GPU に Adreno 540 が搭載されていることから Snapdragon 835 プロセッサ搭載ということがわかります。
- OS
- Android 7.1.1
- ディスプレイ
- 5.6 インチ(2,560 × 1,312)Full HD、IPS
- プロセッサ
- Snapdragon 835 Octa-core2.4GHz
- GPU
- Adreno 540
- RAM
- 3.6GB(4GB?)
- 内部ストレージ
- 100GB(126GB?)
- リアカメラ
- 1,200 万画素
- フロントカメラ
- 700万画素
気になる点はディスプレイです。5.6 インチの 2,560 ×1,312 ピクセルということで、「Pixel XL」の 5.5 インチ 2,560 × 1,440 ピクセルより解像度が下がっています。もちろん信憑性の不明なベンチマーク情報なので単なる誤差の可能性もあります。
また OS も Android O(Android 8.0)ではなく Android 7.1.1 という点も不思議です。もし本物だとしてもあくまでもテスト段階ということが言えるかと思います。
今後もディスプレイの仕様に注目
今年は「LG G6」で採用されたアスペクト比 18:9 ディスプレイを皮切りに「Galaxy S8 / S8+」でも同じアスペクト比のディスプレイが採用されています。また Google はアプリ開発者に向けてアスペクト比 18:9 に対応した仕様も追加するように促しています。
このことから今年の 10 月ごろに発表されると予想されている「Pixel 2 / Pixel XL2」でもアスペクト比 18:9 のディスプレイが採用される可能性が高いのですが、今回のベンチマーク情報では 2,560 ×1,312 ピクセルということでその可能性も高まったと言えるでしょう。
恐らく今後も公式発表前に様々な情報が伝えられたり流出すると予想されますが、特にこのディスプレイの仕様は要注目です。
Source:GFX Bench