LG は 6 月 19 日、2017 年フラッグシップスマートフォン「LG G6」の派生モデルとなる「LG G6+」と、「LG G6」の下位バリエーションとなる 32GB モデルを発表しました。
どちらも 7 月より韓国を皮切りにグローバルマーケットでも発売される予定です。
「LG G6+」
「LG G6+」は既存の「LG G6」の内部ストレージ 64GB から 128GB に増量したスペックアップモデルです。また Qi 方式のワイヤレス充電も新たにサポートします。
ただそのほかのスペックアップは行われておらず、プロセッサも Snapdragon 821 のままとなります。
このほかに高音質再生をサポートする B&O 製イヤホンもバンドルされ、のみ背面に B&O のロゴも印字されます。
カラーバリエーションも既存モデルから一新され “オプティカルテラゴールド” “オプティカルマリンブルー” “オプティカルアストロブラック” の 3 色展開となります。
「LG G6」32GB モデル
「LG G6」32GB モデルは単に内部ストレージの容量を下げたのみの、ある意味廉価モデルです。
カラーバリエーションは既存の 64GB モデルにラインアップされている “ミスティックホワイト” のみが継承され、このほかに “テラゴールド” “マリンブルー” の 2 色を合わせた 3 色展開となります。
新機能追加のソフトウェアアップデートも配信
LG は今回の発表に合わせて、「LG G6」のソフトウェアアップデート内容も発表しました。ソフトウェアアップデートでは複数の新機能が追加されます。
新機能は主に、「顔認識画面ロック解除」「待機電力の低消費電力アルゴリズム」「レンズ遮蔽通知」「自動通話録音機能」「Hi-Fi Quad DAC ボリューム微調整」の 5 つです。
アップデートは「LG G6+」と「LG G6」32GB モデルの発売に合わせて配信される予定。
「顔認識画面ロック解除」
「顔認識画面ロック解除」はいわゆるフェイスアンロックです。「LG G6」を持ち上げると自動的にロック解除用のフロントカメラが作動し、顔を認識して画面ロックが解除されます。
「待機電力の低消費電力アルゴリズム」
「待機電力の低消費電力アルゴリズム」は、例えば「LG G6」待機中のフィットネスログの取得などにおいて、これまでよりもより低消費電力で動作するようになります。
これは Qualcomm の「All-Ways Aware 技術」をベースに LG が調整したアルゴリズムとなります。
「レンズ遮蔽通知」
「レンズ遮蔽通知」はフロントカメラでの広角撮影の際に、カメラで撮影できる画角内に指が被ってしまっている場合に通知をしてくれる便利機能です。
特に広角撮影に慣れていない方向けとなります。
「自動通話録音機能」
「自動通話録音機能」はあらかじめ指定した相手との通話を自動で録音してくれる機能です。
「Hi-Fi Quad DAC ボリューム微調整」
「Hi-Fi Quad DAC ボリューム微調整」はそのままで、Hi-Fi Quad DAC 使用時のボリュームを微調整できる機能です。
「LG G6 / G6+」主要スペック
- OS
- Android 7.0 with LG UX6.0
- サイズ
- 148.9 × 71.9 × 7.9 mm
- 重量
- 163g
- ディスプレイ
- 5.7 インチ(2,880 × 1,440)QHD+、FullVision
- プロセッサ
- Snadragon 821 Quad-core2.35GHz
- RAM
- 4GB
- 内部ストレージ
- 32 / 64 / 128 GB、micro SD スロット搭載
- リアカメラ
- 1,300 万画素 × 2(ワイド F/2.4 + スタンダードF/1.8)光学式手振れ補正
- フロントカメラ
- 500 万画素、F/2.2
- Wi-Fi
- 802.11 a / b / g / n / ac
- Bluetooth
- 4.2
- バッテリー
- 3,300mAh、QuickCharge 3.0
- その他
- USB Type-C、指紋センサー、Dolby Vision、HDR10、NFC、Qi ワイヤレス充電(128GB)
- カラー
-
- 32GB:テラゴールド、マリンブルー、ミスティックホワイト
- 64GB:アストロブラック、アイスプラチナム、アストロブラック
- 128GB:オプティカルテラゴールド、オプティカルマリンブルー、オプティカルアストロブラック
Source:LG