一新されたソフトウェアアップデート仕様【KEYone Tips】

【KEYone Tips】ではついに国内発売が発表された「BlackBerry KEYone」を購入予定の方や海外からの到着を待っている方、購入を検討されている方、そして最近入手された方に知っておいてもらいたい機能をご紹介します。

今回は「KEYone」のソフトウェアアップデートについてです。

これまでの機種では

BlackBerry 製の Android のソフトウェアアップデートは Over the Air（OTA）での配信となっていて、これは「KEYone」でも変更はありません。

ただこれまでの「Priv」「DTEK50 / 60」のソフトウェアアップデートは Android の “設定” → “端末情報” → “アップデート” の項目でソフトウエアアップデートの確認や実行を行う仕様となっていたのですが、「KEYone」ではこの項目が廃止され、代わりにドロワーに “アップデート” アプリが配置されてここからソフトウェアアップデートの確認と実行を行う仕様に変更されました。

これまでよりわかりやすいので、特に初心者にとってはありがたい変更です。

実は、

この“アップデート” アプリは実は、「Aurora」で先行して導入されていました。これはあまり知られていないことかと思います。

「Aurora」では “System Update” アプリですけどね。また実際の仕様も「KEYone」とは若干異なっています。

元々「Aurora」はBB Merah Putih が製造した BlackBerry ブランドのスマートフォンなので TCL とは関係性はないのですが、ソフトウェアアップデートを “設定” に格納するのではなくわかりやすくアプリとして提供するという BlackBerry の新たなポリシーか何かが反映されたのかもしれないですね。

真意は不明ですが、仕様的にはわかりやすいので悪いことではないかと思います。

ちなみに

ちなみに、2017 年 6 月 20 日現在、「KEYone」の北米向け GSM モデル型番「BBB100-1（US V1）」はビルド番号が「AAL964」で Android セキュリティパッチレベルも 2017 年 6 月 5 日とかなり最新の状態となっていますが、一方で北米向け CDMA モデルの型番「BBB100-3（US V2）」はビルド番号が「AAL093」で Android セキュリティパッチレベルは 2017 年 4 月 5 日で止まっています。

まだアップデートが配信されていません。

型番「BBB100-3」は KDDI 系 SIM での LTE 通信がまだ確認されていないので、この辺だけでも型番「BBB100-1」に勝っていて欲しかったですね。

型番「BBB100-3」に配信される次のアップデートで一気に飛び級してくれることを期待します。LTE 掴んで VoLTE も利用できるようになったりして。

それはないか。