Motorola は米国現地時間 7 月 25 日、昨年 Verizon 向けに投入したハイスペックスマートフォン「Moto Z Force」の次世代モデル「Moto Z2 Force Edition」を発表しました。
「Moto Z2 Force Edition」は米国の主要キャリアや現地向けの SIM フリーとして発売されるほか、南米や欧州、アフリカなど、グローバル展開も行われる予定となっています。
ちなみに、今のところ日本はラインアップされていません。
「Moto Z2 Force Edition」
「Moto Z2 Force Edition」は「Moto X Force」で採用された飛散防止ディスプレイ「ShatterShield Display」と、最も高い高度を誇る 7000 番台のアルミ合金ボディを搭載する、超高耐久な仕様となっている点が特徴です。
主要スペックは「Moto Z Force」から大幅に向上されていて、更に Motorola としては初となるデュアルカメラまで搭載しています。
デザインは Moto Z シリーズ特有の前後フラット仕様で、もちろん拡張モッドの「Moto Mods」にも対応。縦横サイズは前作とほぼ変わりませんが、本体の薄さは6.99mm から 6.1mm に薄型化され、そして重量では約 20g もの軽量化を実現しています。
その分バッテリー容量は前作の 3,500mAh から2,730mAh と大幅に容量がダウンしてしまっています。ただし急速充電や Snapdragon 835 プロセッサの省電力でカバーもされています。
デュアルカメラは 1,200 万画素 × 2 で、片方がカラー、もう片方がモノクロという構成です。背景をぼかして写真を撮影するポートレート撮影や、撮影後のフォーカス変更などに対応します。
Motorola の音声アシスタントシステム「Moto Voice」もサポート。「Moto Z2 Play」で採用された指紋センサーでの操作機能も、「Moto Z2 Force Edition」に搭載されています。このほか、イヤホンジャックは前作同様に非搭載。OS は初期で Android 7.1.1 搭載です。
そして「Moto Z2 Force Edition」は次期 Android OS「Android 8.0(O)」へのアップデートも約束されていて、アップデート時は Bluetooth v5.0 をサポートする予定になっています。
「Moto Z2 Force Edition」の価格はキャリアによって異なりますが、基本価格は $799.99 です。結構高目。
主要スペック
- OS
- Android 7.1.1 Nougat
- サイズ
- 155.8 × 76 × 6.1 mm
- 重量
- 143g
- ディスプレイ
- 5.5 インチ(2,560 × 1,440)WQHD、POLED、ShatterShield
- プロセッサ
- Snapdragon 835 Octa-core 2.35GHz
- RAM
- 4GB
- 内部ストレージ
- 64GB、micro SD スロット搭載
- リアカメラ
- 1,200 万画素(Sony IMX386)× 2、F/2.0、画素サイズ1.25um
- フロントカメラ
- 500 万画素、F/2.2、85 度ワイドレンズ
- Wi-Fi
- 802.11a / b / g / n / ac
- Bluetooth
- 4.2(Android 8.0 で v5.0 に更新予定)
- バッテリー
- 2,730mAh
- その他
- USB Type-C、指紋センサー、撥水コーティング
- カラー
- Super Black、Fine Gold、Lunar Grey
- モバイルネットワーク(北米向け SIM フリー)
-
- 2G:GSM クアッドバンド
- 3G:WCDMA B1 / 2 / 4 / 5 / 8
- 4G
- FDD-LTE B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 17 / 20 / 25 / 26 / 28 / 29 / 30
- TD-LTE B38 / 40 / 41
Source:Motorola