こんにちは、Jetstream BLOG 管理人兼ライターの石井順です。
先日から東京に帰ってきていますが、早速感動したことがあります。
それは NTT ドコモ SIM を挿している「BlackBerry KEYone(BBB100-1)」のアンテナピクトが、沖縄でいつも見る 4G や 3G 表記ではなく、“4G+” 表記になったことです。
場所にもよりますが、JR 駅周辺などであればだいたい“4G+” 表記になります。
もちろん、特に東京にいらっしゃる方であれば当たり前のことなので、『コイツなに言ってるんだ』ってなるかと思いますが、普段ど田舎にいるとこういったちょっとしたことでも嬉しいもんなんですよ。
ご理解いただければ幸いです。
キャリアアグリゲーション?
“4G+” 表記となったということで、普段沖縄で掴んでいる周波数の電波ではない、違った電波を掴んでいるということになりますよね。キャリアアグリゲーション(CA)かな?
と思いたいところですが、この「KEYone」の“4G+” 表記は、国内で一般的に良く使われるキャリアアグリゲーションを掴んでいる時の表記とは限らないというのが、私の個人的な予想です。
基本的に“4G+” 表記は国内外において決まった表記のルールがありません。なので日本では CA を掴んでいる場合に表示されることが多いですが、海外では別のルールで表示されることがあったりします。
また日本ではキャリアがメーカーに対してアンテナピクトの表示を指定通りに統一するように促している一方、特に SIMフリー機種ではメーカー側が独自に表記ルールを決めていたりもします。
そもそも「KEYone」の型番「BBB100-1」は LTE Cat.6 に対応しているものの、日本国内の CA はサポートしていないはず。つまり今回の「KEYone(BBB100-1)」の“4G+” 表記は、(国内の)CA を掴んでいるための表記ではない、という考えの方が可能性が高いわけです。
個人的な予想
で、私の個人的な予想としては、下り最大速度 150Mbps をサポートしている NTT ドコモの LTE Band 3(1,800MHz)を掴んでいる場合に、「KEYone(BBB100-1)」が “4G+” 表記となるのでは?と予想しています。
NTT ドコモの LTE Band 3 は “東名阪バンド” と呼ばれる、東京、名古屋、大阪地域でしか展開されていない LTE 周波数です。つまり私が住んでいる沖縄では、この周波数を掴むことはありません。
そのため今回関東に帰省した際に「KEYone(BBB100-3)」が下り最大速度 150Mbps の LTE Band 3 を掴み、“4G+” 表記になったと予想しています。まぁ、詳しく検証していないのでわからないですけどね。
とりあえずいつもと違う「KEYone」を見ることができたので、ちょっと感動しました。というだけの話です。
では。