Android をゲームボーイ化するガジェットケース「SmartBoy」を、「BlackBerry KEYone」で利用したいと思っている方も多いかと思います。
そんなコアなファンのために、「SmartBoy」を「KEYone」に接続して遊ぶ設定方法をご紹介させていただきます。
なぜわざわざ?
今回なぜわざわざこんな【KEYone Tips】記事を公開しているかというと、「SmartBoy」に「KEYone」を装着しようとしたところ、当初ボタンが反応せずに利用できなかったためです。
私は「KEYone」を無駄に 2 台持っているので 2 台共に試してみたのですが、2 台共同じ症状でした。つまり「SmartBoy」は「KEYone」に最適化されていないわけですね。手持ちの「Pixel XL」では「SmartBoy」を問題なく遊べていたので「KEYone」は潔く諦めようかと思ったのですが、“もしや?” と思うことがありダメ元で試してみたら見事にその方法が的中し、そして「SmartBoy」を「KEYone」でも利用できるようになったのです。
「KEYone」で遊べるようにする方法
「SmartBoy」を「KEYone」で遊べるようにする方法は、ゲームを動作させるためのエミュレーターアプリ「My OldBoy!」側のキーマッピングを変更するだけです。「KEYone」用にキーマッピングを上書きするだけで、遊べるようになります。
エミュレーターアプリ「My OldBoy!」がなぜ必要なのかは、以下のレポート記事を参照してください。
「My OldBoy!」アプリのキーマッピング設定は、まず「My OldBoy!」アプリを開いて右上のレンチアイコンをタッチし、そして “Input” → “Key mappings” とタッチして進みます。
変更するキーマッピングは、“Select” “Start” “Button A”“Button B” の 4 つです。十字キーは機能するので変更する必要はありません。
実際に変更する方法は、変更する項目をタッチして入力受付状態にし、その状態で「SmartBoy」のコントローラーのキーを押します。これを“Select” “Start” “Button A”“Button B” の 4 回行います。たったこれだけで終了です。
がしかし、“Select” “Start” “Button A”“Button B” のキーマッピング変更が終わったら、右上の戻るアイコンをタッチしてはいけません。この戻るアイコンをタッチしてしまうと、せっかく変更したキーマッピングが初期化されてしまうんです。
そのためナビゲーションボタンの戻るアイコンから戻る必要があるのですが、「KEYone」を「SmartBoy」に接続している状態では思いっきり隠れてしまっているので押すことはできません。なのでキーマッピングを変更したら「KEYone」をスリープ状態にして一旦「SmartBoy」から外し、ナビゲーションボタンの戻るアイコンでトップまで戻ってください。
そして改めて「SmartBoy」に「KEYone」を装着します。いや「KEYone」に「SmartBoy」を装着します。あとは「KEYone」でいろんなゲームを楽しんでください♪
まとめ
ちなみに冒頭の方で「SmartBoy」が「KEYone」に最適化されていないと言いましたが、最適化されてました。「SmartBoy」の開口部分が、「KEYone」の指紋センサーにバッチリ合っていたので(笑)