ASUS Japan は、7 月末に国内投入を発表した新型 Chromebook の下位モデル「Chromebook Flip C101PA」のスペックをアップグレードし、改めて予約を開始しました。
更新される部分は、個人向けモデルが RAM、法人向けモデルが内部ストレージです。個人向けモデルは 2GB RAM から 4GB RAM に更新され、これに合わせ型番も「C101PA-RK3399」から「C101PA-OP1」に変更されています。
法人向けモデルは内部ストレージが 16GB から 32GB に更新され、そして型番も「C101PA-FS002」から「C101PA-FS003」に更新されます。
このほか発売について、個人向けモデル型番「C101PA-OP1」と法人向けモデル型番「C101PA-FS003」共に遅延します。個人向けモデル型番「C101PA-OP1」の発売予定は 10 月上旬、法人向けモデル型番「C101PA-FS003」は 10 月中旬です。
「Chromebook Flip C101PA」
「Chromebook Flip C101PA」は、2015 年に発売された「Chromebook Flip C100PA」の正当な後継モデルです。
デザインは基本的に「Chromebook Flip C100PA」のままで、サイズや重量まで同じです。つまり後継というよりはブラッシュアップモデルに近いかもしれません。前作から変更されている部分は、プロセッサとインターフェースです。プロセッサは Rockchip から OP1 Made for Chromebooks に変更されています。
インターフェースでは、前作の USB Type-A(2.0)× 2 からUSB Type-C(3.1)× 2 とUSB Type-A(2.0)× 1 に一新されています。その分、前作で外部ディスプレイ出力用に搭載されていた microHDMI ポートが廃止されました。ただし USB Type-C ポートから外部ディスプレイに出力可能で、その際は 3,840 × 2,160 ピクセルの 4K 解像度での出力を新たにサポートしています。
「Chromebook Flip C101PA」個人向けモデルと法人向けモデルの違いは、内部ストレージです。個人向けモデルの型番「C101PA-OP1」が 16GB、法人向けモデルの型番「C101PA-FS003」が 32GB となります。
今回スペックアップしての発売となるわけですが、価格は据置です。
個人向けモデル型番「C101PA-OP1」は ASUS Shop にて 39,800 円(税抜き)、法人向けモデル型番「C101PA-FS003」で ASUS Shop for Business にて 46,800 円(税抜き)で予約が開始されています。
主要スペック
- OS
- ChromeOS
- サイズ
- 262.8 × 182.4 × 15.6 mm
- 重量
- 900g
- ディスプレイ
- 10.1 インチ(1,280 × 800)WXGA、タッチパネル
- プロセッサ
- OP1 Made for ChromebooksHexa-core 2.0GHz
- RAM
- 4GB
- 内部ストレージ
- 16GB(個人向けモデル)/ 32GB(法人向けモデル)、microSD スロット搭載
- フロントカメラ
- 92 万画素
- Wi-Fi
- 802.11 a / b / g / n / ac
- Bluetooth
- 4.0
- バッテリー
- -、9 時間の連続駆動に対応
- その他
- USB Type-C(3.1)× 2、USB Type-A(2.0)× 1
ASUS Shop 商品ページリンク
- 個人向けモデル型番「C101PA-OP1」
- ASUS Chromebook Flip C101PA(C101PA-OP1・シルバー)
- 法人向けモデル型番「C101PA-FS003」
- ASUS Chromebook Flip C101PA(C101PA-FS003・シルバー)