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突然の「Jetstream SHOP」復旧【コラム】

こんにちは、Jetstream BLOG 管理人兼ライターの石井順です。

もうほとんど諦めていたのですが、8 月 27 日の夜に突然、しばらくサーバー側(Xserver)で強制的にアクセス制限が掛けられていた私のネットショップ「Jetstream SHOP」が復旧しました。Xserver からは特に何の連絡なし。本当にいきなり。

突然のアクセス制限

「Jetstream SHOP」にアクセス制限が掛けられたのは、2017 年 6 月中旬です。

理由は海外からの特定の IP アドレスからのアクセスが急増したため。その IP アドレスは “bingbot” ということは特定し、いろいろと対策してアクセス拒否をしてみたりしたのですが、結局改善せず。Xserver も “自分でなんとかしてください” の一点張りで、私はお手上げ状態でした。

アクセス制限て、WordPress の管理画面などにも入れなくなって、管理者であっても完全にアクセスできなくなるんですよ。できることといったらデータベースをいじるか、サーバーファイルをいじるか、サーバーパネルから “.htaccess” をいじったり IP 制限などを行う程度。

IP 制限などの対策を行ってもすぐに復旧してくれるわけではなく、Xserver からは “2 ~ 3 日様子をみてください” と返ってくるのみ。そしてそのループ。

なのでもう半分諦めてて、7 月後半からは完全に放置していたんです。そして 8 月も終わりが見えてきたこの時期に、データベースの消去も考えていて、サイトをデータベースから丸ごと消そうと思っていたんですよね。

突然の復旧

それが突然の復旧。

嬉しいのは嬉しいのですが、なんだか複雑な気持ち。復旧したとはいえ、商品ラインアップは昔のままですし、そもそも諦めてましたしね。

でも諦めようと思っていたところで復旧したということは、『もうちょっとネットショップ続けろよ』ってことなのかもしれないです。ネットショップの神様の。そんなのいるかどうか知らないけど。

というか、いろいろ対策しても解決しなかったのに、放置してたら復旧したって、なんか拍子抜け。

今後、どうしよう

正直言うと、「Jetstream SHOP」が凍結する前から、ネットショップは辞めようとも思ってました。理由は一つではなくていろいろとあるのですが、まずは為替の影響をもろに受けるから。

「Jetstream SHOP」は海外商品の輸入販売を中心に行ってきました。もう 5 年くらいになります。

その 5 年の間に円安になったり円高になったりで、もちろんその影響が仕入れにも影響するわけで、それを考慮した価格設定を行うのが面倒になってきたんです。次に消費税。この消費税は 2 つの意味で頭を悩ましてくれました。

まずは消費税増税。増税されると消費者の購入意欲が下がり、小売りはその影響をもろに受けることになるんです。単純に売り上げが下がるんですよ。

特に当時私はネットショップをメインに行っていたので、売り上げが下がることは生活にも影響してきました。その時期の不安は二度と味わいたくない。。。

そして消費税の 2 つ目は、確定申告です。私は個人事業主として届け出を行っているので、毎年確定申告をしています。確定申告は年に一回ですが、その日のために日々帳簿を付ける必要があります。

その日々の帳簿付けも面倒ではあるんですが、それが頭を悩ませていたわけではなく、売り上げが上がってくると確定申告と一緒に消費税の申告を行う必要も出てきて、これが本当に頭を悩ませてくれました。

消費税の納税は、本年度の年商が 1,000 万円を超えた場合、翌々年に納税義務が課せられます。この消費税納税分の計算も結構複雑なのですが、単純に説明すると、年商から仕入れ額を引いた額に対して課税されます。

“仕入れ額が引かれるなら問題ないのでは?”、と思われる方も多いかと思いますが、経費は引けないので、結果結構な額になります。そのため前々年の年商が 1,000 万円を超えた場合、本年は消費税の納税を考慮して、商品代に消費税を上乗せする必要が出てきます。

つまり商品代を上げなくてはいけなくなるんです。その分は利益になるわけではなく、国に搾取される分です。でも消費者にとっては単純な値上げにしか見えないので、そのインパクトの悪さといったらもう。

“税” を払うことは国民の義務なのでそれ自体を批判もするわけではないですし、そこから逃げようとも思いませんが、小売りで利益を出しつつ税を申告するのって超絶手間で効率が悪く、ストレスも溜まります。

“年商 1,000 万円超えてるならいいのでは?”、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、もちろん仕入れもあれば経費もあるわけで、年収となったら良くて年商の 2 割くらいです。

※輸入販売の場合

経費の中に家賃や光熱費の事業折半分なども含まれるので、単純にサラリーマンの年収とは比べられるものではないですけどね。

そんな感じで、数年小売りをやってきて効率の悪さを痛感したので、もう辞めようと思っていて、商品ラインアップも縮小しつつ。提携していた新横浜の発送代行業者との契約も 4 月いっぱいで一旦終了しました。

でもやはり原点

ただやはり、輸入販売のネットショップは私の原点。

辞めるとなると勇気がいるし、ネットショップをやってきたお陰でここまでこれたという事実もあるわけです。恩を仇で返すことに成り兼ねないかと、正直躊躇してしまいます。

とはいえこれまでのように本格的にはできないですし、続けるとしても自己発送となるので沖縄からの発送となります。

地味に、個別で輸入代行依頼も月に数件あったりするのもじじつなので、この状態でもマイペースに輸入販売のネットショップを続けられるのであればのんびり続けたい。わがままですかね?

まずはリハビリと思って、「SmartBoy」の輸入販売でもはじめようかな。アドバイスや要望など、コメントやメールでいただけると嬉しいです。

あと「Jetstream SHOP」の残り少ない在庫分も買ってくれるともっと嬉しい。

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執筆者情報:石井 順(管理人)

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「突然の「Jetstream SHOP」復旧【コラム】」への4件のフィードバック

  1. Jetstream SHOP復活、おめでとうございます。
    ここでは、一般には販売の薄い品物を探していてたどり着きました。
    当時は、希有な存在でした。

    存続を希望します。(形態は問いません。)
    存続の案ですが、在庫は余り持たない、輸入代行的な業態はどうですかね??
    他との差別化として、UnBOXの了承を頂けたら、ブログに追加していくような。w

    わたしなら、電源を入れてレビューしてもらってもOKですけどね。(^▽^)

    と言うような、購入者を巻き込んでのブログの元ネタとなる販売店。ってどうでしょう??
    石井さんの知識を生かせる上、さらに広がるのでは??

    1. みやざき さん、コメントありがとうございます!

      当初ネットショップは、自分で輸入した商品をレビューしつつ、それを販売するって形態をとっていました。
      輸入代行も、当初は共同購入って感じて募って、一気に輸入していたんですよね。

      それがだんだんと収益に目がくらんで、多売化していくようになりました。
      でも結局痛い目を見たというか、あまり効率も良くないことを思い知って、縮小していったんですよね。

      でも自分の強みは海外商品の発売情報と入手経路の確保だと思っています。
      ブログもそれを中心に書いていますが、やはりその強みをダイレクトに活かしていくべきですよね。

      みやざき さんのアドバイスも考慮しつつ、ちょっと考えてみますね。
      本当にありがとうございます。

  2. YouTube LIVEを視聴させていただいていた黒電話です。
    以前、NILLKINのQiのワイヤレスチャージ台を必要になったら貴ショップで購入しようと思っていてたら、数ヶ月後に販売が終わっていて、購入できませんでした。2017年1月にSIMフリーのXPERIA Z5 E6653を手に入れて、貴ショップからバンパーを購入しようとしたら、ほしいバンパーも販売が終わっていました。
    日本の家電量販店では販売していない商品が日本国内からの発送で購入できる機会があることはとてもありがたいです。
    続けることが可能であるのなら、続けてほしいです。

    1. モばイル さん、コメントありがとうございます。
      またご希望の商品が準備できていなくて申し訳ございません。

      これまでみたいに商品を揃えられないとは思いますけど、なんとか続けてはいきたいところです。
      原点に戻りましょうかね。

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