リコーが主に全天球(VR)カメラ「THETA シリーズ」用に提供している、スマートフォン用の 360 度イメージ編集アプリ「THETA+」が、2017 年 9 月 14 日にアップデートされ、360 度写真からのアニメーションの書き出しをサポートしました。
アニメーションの書き出し
アニメーションの書き出しは、360 度写真に対してあらかじめ用意されているエフェクトを設定することで、自動で視点やズームが動く動画を書きだすことができる機能です。
「THETA 」などの VR カメラで撮影した 360 度写真は、通常スワイプなどで視点を動かくことで 360 度の空間写真を楽しむことができますが、アニメーションの書き出しは自動で視点が動いたり、ズームが変化したりするため、見る側が視点を変更しなくても 360 度写真を楽しむことができ手軽です。
https://www.youtube.com/watch?v=U_jky0vGK8I
アニメーションの書き出しは「THETA+」アプリのトップ画面にアイコンが設置されているので、そこから行います。“アニメーションの書き出し” を選択して書きだす 360 度写真を選択し、アニメーションエフェクトを洗濯して、あとは書き出すだけです。
書き出されたアニメーションは、MP4 ファイル形式となります。端末に保存したり、「THETA+」アプリからダイレクトに SNS や YouTube に投稿することなどが可能です。
また「THETA+」アプリは VR 状態で保存されている 360 度写真であれば基本的に編集を行うことができるため、「THETA シリーズ」でなくても、他社製 VR カメラで撮影した 360 度写真でも編集を行うことが可能です。例えば、「Gera 360(2017)」で撮影した 360 度写真でもアニメーション書き出しを行うことができます。