ジャパンモバイルは 2017 年 11 月 1 日より、同社の MVNO サービス「J-mobile」において、「Dual SIM, Dual Standby(DSDS)」対応デュアル SIM スマートフォン向けの 2 枚 SIM セットプラン「テラザウルス音声プラス」を提供開始しました。
「テラザウルス音声プラス」
「テラザウルス音声プラス」は、ソフトバンク回線を利用した「SoftBank 4G / 4G LTE」対応の使い放題のデータ専用プラン「テラザウルス SIM」と、NTT ドコモの音声通話のみが利用できる音声通話 SIM をセットにした特別プランです。こういったプランが登場するのは、業界初。
もちろんソフトバンク回線の「テラザウルス SIM」と NTT ドコモ回線の音声通話 SIM は、別々に提供されます。なので、必ずしも「DSDS」対応スマートフォンで利用しなければいけないというわけではありません。そして月々の基本料金は、2 枚セットで 4,980 円(税抜き)となります
※キャンペーン適用時
ちなみにソフトバンク回線の「テラザウルス SIM」のみの料金は月額 4,480 円(税抜き)なので、実質 500 円で NTT ドコモ回線の音声通話 SIM を持つことができることになります。
NTT ドコモ回線の音声通話 SIM による通話料金は 30 分 20 円となりますが、半額の 30 分 10 円でかけられるサービス「Jmoba 電話」も利用することが可能です。また NTT ドコモ回線の音声通話 SIM は、「10 分かけ放題(税抜き 850 円)」か、月 120 分の通話分が内包されている「Premium かけ放題(税抜き 1,980 円)」のオプションにも対応。別途オプションを契約することで、定額通話を利用することができます。
恒例のキャンペーン
ちなみに「テラザウルス音声プラス」は、「J-mobile」では恒例となっているキャンペーンにより特別価格での提供となります。
キャンペーンは 2017 年 12 月 31 日までで、それ以降となると基本料金はもちろん、事務手数料も跳ね上がるのでご注意ください。
- 基本料金
- 通常 7,160 円(税抜き)→ キャンペーン 4,980 円(税抜き)※半永久
- 契約事務手数料
- 通常 17,800 円(税抜き)→ キャンペーン 6,000 円(税抜き)
基本料金の 4,980 円(税抜き)は、キャンペーン期間中に契約するとキャンペーン終了以降もこの価格が適用され続けます。
最低利用期間
「テラザウルス音声プラス」は、最低利用期間が設定されています。
最低利用期間はm利用開始月の翌月を起算月として 12 か月目までとなります。最低利用期間内の解約時は、9,000 円の違約金が発生します。別のプランで 36 カ月契約などをぶっこんでくる「J-mobile」としては、意外と短めです。
注意
今回の「テラザウルス音声プラス」におけるNTT ドコモ回線の音声通話 SIM は、データ通信には対応していないものの、3G エリアだけでなく LTE エリアもサポートしているので、恐らく VoLTE は利用できる模様です。
ただし「Jmoba 電話」ではプレフィックス番号(0037-692)を付けて電話を掛けるプレフィックス発信となるため、VoLTE は利用できません。つまり VoLTE を利用する場合は、通話料半額の「Jmoba 電話」を利用できないと予想されます。このほか、NTT ドコモ回線の音声通話 SIM は SMS には対応しています。
Source:J-mobile