KDDI は 2017 年 12 月 18 日、LG 製ハイスペックスマートフォン「isai V30+ LGV35」を、12 月 22 日から発売すると発表しました。
本体価格は 88,560 円で、au Online Shop での予約も開始されています。
「isai V30+ LGV35」
「LG V30+」は、2017 年ファーストフラッグシップ「LG G6」で採用されたアスペクト比 18:9 の「FullVision」ディスプレイから進化した「OLED FullVision」を搭載し、6 インチという大型ディスプレイとアスペクト比は同じながら、横幅を 3㎜、長さを 8mm 短くして更により薄型を実現した次世代スマートフォンです。
海外では、「LG V30」と「LG V30+」が発表されています。「isai V30+ LGV35」は、その「LG V30+」を KDDI 仕様にしたキャリアモデル。
ただし海外で発表された「LG V30+」は Android 7.1.2 搭載ですが、「LG V30+ L-01K」は発馬時点で Android 8.0 を搭載します。「LG V30+」海外モデルはワイヤレスチャージングをサポートしていますが、「isai V30+ LGV35」は NTT ドコモの「LG V30+ L-01K」と同じく非サポートなる模様です。
「isai V30+ LGV35」の主要スペックは「LG V30+」「LG V30+ L-01K」と同じく、6.0 インチ 2,880 × 1,440 ピクセルの「FullVision ディスプレイ」と Snapdragon 835 プロセッサ + 4GB RAM(LPDDR4x)を搭載します。内部ストレージは、128GB を搭載。
「isai V30+ LGV35」は、F/1.6 のクリスタルクリアレンズを採用した 1,600 万画素 + 1,300 万画素(広角)のデュアルカメラ、B&PLAY によってチューニングされた「Hi-Fi クワッド DAC」とサラウンドシステム、そして「OLED FullVision」を搭載した、主要スペックだけでなくカメラとサラウンドシステム、ディスプレイの性能と機能が最重視されたプレミアム仕様です。
リアカメラに採用されているクリスタルクリアレンズは従来のプラスチックレンズと比べて透過率が高く、より鮮明な写真や映像の撮影が可能。広角撮影を行う際に生じる歪みも、独自開発のレンズ設計技術によって前作「LG V20」から 1/3 程度に抑えられています。また「isai V30+ LGV35」には、映画撮影を行っているような高品質の動画撮影モード「Cine Video mode(シネビデオモード)」を搭載。スムーズなズームインやプリインストールされている 15 個の映画仕様エフェクトを使用して、印象的な動画を作成することが可能です。
静止画撮影時のマニュアル撮影 “エキスパートモード” では、あらかじめ用意されているプロのカメラマンが撮影した写真を選択するだけで、その写真撮影時に利用されたカメラ設定が適用される機能「Graphy」が実装されています。
デザイン面では上で説明した通り 6 インチディスプレイ搭載ながらコンパクトになり、そして 158g という軽量化も実現しています。ただし背面もカーブ仕様の強化ガラスパネルが採用され、高級感は保ったままとなっている点も特徴。
機能面ではこれまでのLG V シリーズの特徴となっていた画面上部にセカンドスクリーンを廃止し、新たにディスプレイ常時点灯機能の「Always On」と、新たな「フローティングバー」を採用しています。この「フローティングバー」はセカンドスクリーンが非搭載となる代わりに、ディスプレイの端に設置し開閉を行うことができるショートカット機能です。
セキュリティ機能では背面に指紋センサーを搭載していることはもちろん、顔認識機能と、キーワードまで指定してロックを解除できる音声認識機能、そして任意のノックパターンでロックを解除できるノックコードが実装されます。
「isai V30+ LGV35」は、防水や耐衝撃性能も優秀です。IP68 の防水防塵だけでなく、米国国防総省が定める MIL-STD 810G 規格の 14 カテゴリを通過していて、耐衝撃性能も兼ね備えています。
「isai V30+ LGV35」ではキャリア機能として au VoLTE による高音質通話はもちろん、おサイフケータイ、ワンセグ / フルセグもサポート。モバイルネットワークでは、東名阪の一部エリアにおいて下り最大 708Mbps、上り最大 75Mbps の超高速データ通信もサポートします。
「isai V30+ LGV35」のカラーバリエーションは “オーロラブラック” と “クラウドシルバー”、そして “モロッカンブルー” の 3 色展開です。NTT ドコモの 2 色展開より多くなっています。
「Daydream」もサポート
「LG V30+」の更なる目玉機能は、Google 新 VR プラットフォーム「Daydream」をサポートする点です。
NTT ドコモの「LG V30+ L-01K」の発表時に「Daydream」の国内展開を確定する公式サポートが発表されたのですが、KDDI の「isai V30+ LGV35」も「Daydream」をサポートします。「Daydream」は国内において、12 月下旬から公式サポートされるようですね。
主要スペック
- OS
- Android 8.0 Oreo
- サイズ
- 141.2 × 69.1 × 7.1 mm
- 重量
- 158g
- ディスプレイ
- 6.0 インチ(2,880 × 1,440)QHD+、OLED FullVision
- プロセッサ
- Snapdragon 835
- RAM
- 4GB LPDDR4x
- 内部ストレージ
- 128GB UFS 2.0、micro SD スロット搭載
- リアカメラ
- 1,600 万画素(F/1.6)+ 1,300 万画素(広角、F/1.9)
- フロントカメラ
- 500 万画素、F/2.2
- Wi-Fi
- 802.11 a / b / g / n / ac
- Bluetooth
- 5.0 BLE
- バッテリー
- 3,300mAh、Quick Charge 3.0
- その他
- USB Type-C、IP68、MIL-STD 810G、指紋センサー、Daydream、NFC、au VoLTE、ワンセグ / フルセグ、おサイフケータイ
- カラー
- オーロラブラック、クラウドシルバー、モロッカンブルー
価格
公開された価格は、以下の通り。
KDDI の場合は通常分割の場合は 48 回払いとなり、「アップデートプログラム EX」加入で 24 回目の支払い後の機種変更で、残額の支払いが免除となります。つまり、「アップデートプログラム EX」加入で実質半額です。
- 本体一括価格
- 88,560 円
- 通常価格
- 1,845 円 × 48 回(88,560 円)
- 「アップデートプログラム EX」加入
- 1,845 円 × 24 回(44,280 円)
Source:KDDI(au Online Shop)