こんにちは、Jetstream BLOG 管理人兼ライターの石井順です。
今回お送りする情報がそこまで有益とも思わないのですが、とりあえず運用可能というご報告としてお送りさせていただきます。
日本でも 2017 年 10 月 23 日から発売された「Google Home Mini」ですが、イーサネットアダプタ接続による運用が可能でした。イーサネットアダプタは、以前海外の Google ストアで単品販売されその後日本の Google ストアでも発売し、更に昨年の「Chromecast Ultra」に同梱もされた、LAN ポート搭載の micro USB アダプタです。
- Google ストア:Chromecast 用イーサネット アダプタ ¥1,900
コンセントコネクタ部分に LAN ポートが搭載されていて、そこに LAN をつなぎつつ micro USB コネクタを「Chromecast」や「Nexus Player」などにつなぐことで、安定したイーサネット接続を行うことができるようになる、というアイテムとなります。今回これを「Google Home Mini」で利用してみたら、「Google Home Mini」が Wi-Fi に接続していなくても利用することができた、というわけです。
ただし、micro USB コネクタが「Google Home Mini」のポートと合っていないため、若干強引な感じになります。(ポート部分は変形しませんが)
ただ問題があって、この接続の場合ではスマートフォンの「Google Home」アプリ内 “端末” 一覧に「Google Home Mini」が出てきません。つまり、まずは Wi-Fi 接続でセットアップを行っておく必要があります。
特に「Chromecast」やスマートホームデバイスの制御を「Google Home Mini」経由で行う場合のセットアップは、Wi-Fi 接続で行って必要があるわけです。またスマートホームデバイスを追加する場合も、いちいち Wi-Fi 接続に切り替える必要があります。
ちなみにイーサネットアダプタ接続のままか、もしくはイーサネットアダプタに LAN を接続したままでは「Google Home Mini」を Wi-Fi 接続に切り替えることができないため、通常の micro USB 電源を指し直すかイーサネットアダプタから LAN を抜く必要があります。つまり、いろいろと手間。実用的かどうかは不明です。
とはいえ、例えば野外でモバイルルーターなどから USB テザリングによる簡易的な「Google Home Mini」運用を行う場合などはそれなりに使えるかもしれないですね。同時に電源も必須ですけど。