Google が提供する Android 版文字入力アプリ「Gboard」が 2017 年 1 月 17 日のアップデートで手書き入力をサポートしたのですが、このほか日本語入力設定に、便利な 2 つの設定が追加されていたのでご紹介させていただきます。
追加されていたのは、日本語のテンキーキーボードを追加していてもアルファベット入力時は QWERTY キーボードになる設定と、スペースを全て半角にする設定です。
アルファベットQWERTY キーボード
恐らく「Google 日本語入力」から「Gboard」に乗り換えるにあたってネックとなっていたので、アルファベット入力かと思います。
「Google 日本語入力」では日本語入力をテンキー方式にしてスワイプやケータイ入力を使いつつも、アルファベット入力は QWERY キーボードにする設定があったのですが、「Gboard」にはこれまでこの設定がありませんでした。そのため、別途 QWERTY キーボードの英語キーボードを追加する必要がありました。
この仕様のために、「Google 日本語入力」から「Gboard」に乗り換えた場合、キーボードの変更時にテンキー式のアルファベット入力になってしまったりしてイライラしていた方も多いはず。
しかし新たにテンキー方式の日本語キーボード利用時でもアルファベット入力時の QWERTY キーボード設定が追加され、「Google 日本語入力」と同じ仕様で文字入力と切替を行うことができるようになりました。アルファベット入力時の QWERTY キーボード設定は、「Gboard」の日本語キーボード設定内に “英字入力は QWERTY” というスイッチを ON にするだけです。
私個人的に、日本語入力にこのアルファベット QWERTY キーボードが追加されたのは、かなり嬉しい出来事です。同じような方も多いはず。この設定を ON にしたら、もう英語キーボードは削除してしまって問題ありませんね。
半角スペース
更にスぺース入力時に全て半角スペースを利用する “半角スぺースの使用” スイッチも新たに追加され、全角スペースを排除することもできるようになりました。この設定も、切望されていた方は多いはず。
今回の新たな 2 つの設定は、Android 版「Gboard」アプリ v6.9.4 で確認していて、その前の v6.8.8 では確認できていません。つまり、2017 年 1 月 17 日に配信された v6.9.4 によって追加された新機能です。
是非「Gboard」アプリをアップデートして、設定してみてください。