YouTube は 2018 年 2 月 27 日、チャンネル登録者 100 名以上の YouTube チャンネルで利用できるライブ配信機能「YouTube ライブ」に、場所のタグ付けやスケジューリングなど複数の新機能を追加しました。
新たに追加されたのは、ライブ配信終了後も利用できるチャット継続機能と自動字幕機能、場所のタグ付け機能、スマートフォン用「YouTube」アプリによる「YouTube ライブ」スケジューリング機能、そしてスーパーチャットの「IFTTT」連携です。
チャット継続機能と自動字幕機能
ライブ配信後のチャット継続は、これまではライブ配信終了とともにコメントモードに切り替わっていてチャットは利用できなくなっていたのですが、これがライブ配信終了後も継続して利用できるようになりました。
また自動字幕機能はその名の通り自動で字幕(キャプション)が追加される機能なのですが、現在は英語しかサポートしていませ。
場所のタグ付け機能とスケジューリング機能
場所のタグ付け機能は、ライブ配信前に場所タグを追加できる機能です。
有名なスポットからライブ配信を行う際などに利用することで、そのタグによる検索などでライブ配信動画が表示されるようになります。恐らく、動画検索においても有利になるでしょう。
スケジューリング機能は、これまでブラウザ版「YouTube ライブ」でしか利用できなかった日時指定のライブ配信設定機能で。ライブ配信をスケジューリングしておくことで、事前に「YouTube ライブ」のライブ配信動画を告知することができます。
スマートフォンなどので「YouTube ライブ」を利用されることが多いクリエイターにとっては、嬉しい機能ですね。
スーパーチャットの「IFTTT」連携
スーパーチャットは、「YouTube ライブ」配信者に投げ銭できる機能ですが、その投げ銭機能が「IFTTT」と連携できるようになりました。
どういうことかというと、例えば投げ銭されたときにスマートコネクタを ON にしてランプが付くようにしたり、「Google Play Music」の音楽が流れるようにするなどして、スーパーチャットされたときに様々なアクションが起こるように設定しておくことができるようになったわけです。これまでスーパーチャットを送るとコメントが上位表示される程度だったのですが、「YouTube ライブ」配信中に配信者の周りで様々なアクションが起こることによって、動画を見ている視聴者も楽しむことができるようになります。なかなか面白そうです。
ちなみにスーパーチャットの「IFTTT」連携では、金額を指定することもできます。ただし $(ドル)です。
Source:YouTube