2018 年 2 月末に開催された MWC 2018 で Nokia とHMD Global から発表され、そして 4 月末辺りから海外で発売された Android 8.1 ベースの軽量 OS「Android Go」搭載スマートフォン「Nokia 1」が、本日私の手元に届きました。
で、詳しいレビューは改めてお送りしようと思うのですが、なんともびっくりする機能を確認したのでそのレポートをいち早くお送りいたします。それは題名の通りで、ドコモの高音質通話 VoLTE のサポートです。
海外スマートフォンは VoLTE をサポートしていても国内キャリア側で制御されていて利用できない機種は多数あり、「Nokia 1」もその一部と思っていたのですが、まさかドコモの VoLTE を利用することができました。ただしワイモバイルの SIM では通話時の 3G に落ちて VoLTE は利用できなかったため、国内キャリアすべてをサポートしているわけではない模様です。
KDDI については、SIM を持っていないので未検証です。
今回届いた「Nokia 1」は、フランス Amazon.fr から取り寄せた型番「TA-1047」で、デュアル SIM モデルです。デュアル SIM といっても 4G + 2G となるため、国内「Dual SIM, Dual Standby(DSDS)」は利用できません。
Android Go を利用してみたいということもあって「Nokia 1」を取り寄せてみただけなのですが、まさか VoLTE が利用できるとは思いもしませんでした。機種としてはロースペックとなるのでメイン機としての実用性はあまり高くはないのですが、ドコモ系 SIM での通話メイン機としてであれば実用性はありそうです。
そもそも輸入総額も 15,000 円程度なので、ちょっとでも気になっている方は持っておくことをオススメします。
ただしロケールに日本語が入っていないので、「Morelocal 2」などをインストールしつつ PC についないで adb のパーミッション変更処理を行う必要ながあるなどの難点もあるので注意してください。