ソフトバンクグループ傘下の「LINE モバイル」は 2018 年 7 月 2 日、ソフトバンク回線を利用する MVNO プランの提供を開始しました。
「LINE モバイル」のソフトバンク回線プランは、既存のドコモ回線と基本的には同じ料金形態で、オプションサービスなどもほぼ同じです。もちろん、SIM ロックが掛かっているソフトバンクの iPhone でも利用することができます。
ただし「LINE モバイル」最大の特徴とも言える「LINE フリープラン」「コミュニケーションフリープラン」「MUSIC+ プラン」のカウントフリーサービス「データフリー」は、サービス開始時点は未対応です。ソフトバンク回線プランにおけるカウントフリーサービスは 2018 年秋開始予定として、代わりに 7・8 月は基本プランのデータ容量が無料で 2 倍になるキャンペーンが行われています。
このほか留守番電話やデータ容量追加購入などの部分で若干の違いはあるものの、音声通話 SIM の「10 分電話かけ放題オプション」や Wi-Fi スポットを利用できる「Wi-Fi オプション」などは共通しています。
ちなみに、音声通話 SIM の最低利用期間は契約月の翌月から 12 か月間と、ドコモ回線プランと同じです。事務手数料 3,000 円、SIM 発行手数料 400 円も共通しています。
SIM の種類はノーマル、Mini、nano の 3 種類に加え、iPhone 用 nano SIM の計 4 種類です。この点は、ドコモ回線プランと異なります。
LTE Band 41 非サポート
ちなみに「LINE モバイル」のソフトバンク回線プランは、あくまでもソフトバンク回線を利用する MVNO となるため、ソフトバンク傘下の Wireless City Planning が保有する LTE Band 41(AXGP)は非サポートです。
「LINE モバイル」ソフトバンク回線プランで利用できるモバイルネットワーク対応周波数は、以下の通り。
- モバイルネットワーク
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- 3G:WCDMA B1 / 5 / 6 / 8 / 19
- 4G
- FDD-LTE B1 / 3 / 8 / 11 / 28
- TD-LTE B42
Source:LINE モバイル