Google 製 AI 搭載ウェアラブルカメラ「Google Clips」のコンパニオンアプリが 2018 年 5 月 12 日に v1.5.196880974 へとアップデートされ、ゴミ箱(Trash & Recently saved)機能とタイムラプス撮影が追加されました。
これらの新機能を利用するにはアプリアップデート後に「Google Clips」を接続して、本体のソフトウェアアップデートを行う必要があります。
ゴミ箱(Trash & Recently saved)
ゴミ箱(Trash & Recently saved)機能は、過去 7 日以内に削除、もしくはスマートフォン本体に保存したクリップが表示されるメモリ機能です。
これまで保存したクリップはすマートフォンにて確認することはできましたが、削除したクリップは二度と見ることができなかったため、誤って削除してしまったクリップを復元することができませんでした。しかし今後、7 日以内に削除したクリップを復元することができます。
またゴミ箱(Trash & Recently saved)は 7 日以内に削除、もしくは保存したクリップだけでなく、「Google Clips」本体の内部ストレージがいっぱいになった場合も削除候補として古い順からストックされていくようになります。つまり、ドライブレコーダー的な使い方もできるようになるわけです。
タイムラプス撮影
タイムラプス撮影は、カメラが安定して撮影できない場合に、撮影されたクリップから最適な場面をキャプチャして、そのキャプチャをつなぎ合わせてタイムアプリ動画を作成してくれる機能です。
なので「Google Clips」でタイムラプスを手動で撮影するわけではなく、機能を ON にしておくことで、上記の条件下で自動でタイムラプス動画が作成されていきます。またタイムラプスを ON にしていても、通常のクリップも同時に撮影されます。
そのためタイムラプスを ON にしておくと内部ストレージがすぐにいっぱいになる可能性があり、またバッテリー消費量も増加するので注意が必要です。