HTC は 2018 年 8 月 30 日、昨年 11 月に発表し国内でも発売されたミッドレンジスマートフォン「HTC U11 life」の後継機種となる「HTC U12 life」を、ドイツ・ベルリンで開催されている IFA 2018 で正式発表しました。
「HTC U12 life」
「HTC U12 life」は、前作「HTC U11 life」と同じく、“HTC U” シリーズのミッドレンジスマートフォンで、2018 年最新モデルです。
前作から進化している点は、ポートレート撮影をサポートした背面デュアルカメラを搭載している点、アスペクト比 18:9 となったフル HD+ ディスプレイを搭載している点、そしてアクリルとガラスのユニボディを採用した「デュアルトーンデザイン」を採用している点です。特にデザインは、“HTC U” シリーズの特徴とも言える透明感のある光沢デザイン「ウルトラ 3D アクアデザイン」ではなく、新たな「デュアルトーンデザイン」を採用した点は注目点とも言えます。
主要スペックももちろん向上していて、Snapdragon 636 プロセッサ + 4GB RAM + 64GB 内部ストレージを搭載。フロントカメラも F/2.0 レンズ搭載と、暗い場所での明るい自撮り撮影が可能となりました。
ちなみにサイズは「HTC U11 life」からさほど変わっていませんが、ガラスボディを採用したこともあり、重量は前作から 30g 以上も重くなっています。
OS は、前作「HTC U11 life」では素の Android 8.0 を搭載する Android One エディションと、Android 7.1.1 + Sense UI を採用したノーマルエディションがありましたが、今作「HTC U12 life」では Android 8.1 + Sense UI 搭載となりました。Android One エディションがあるかは不明です。
このほか前作「HTC U11 life」で採用されていた、“握る” アクションで様々な操作を行うことができる「Edge Sense」については特に明らかとなっていないため、もしかしたら廃止された可能性があります。また「HTC U11 life」では搭載されていた、ノイズキャンセリングまでサポートするイヤホンオーディオ機能「HTC USonic with Active Noise Cancellation」についても特に公開されていないので、こちらも廃止された可能性があります。その分、より安価になったということかもしれないですね。
「HTC U12 life」のカラーバリエーションは、“ムーンライトブルー” と “トワイライトパープル” の 2 色です。もちろん日本への投入については不明ですが、是非期待したいところ。
「Dual SIM, Dual VoLTE(DSDV)」もサポートしているので、この辺もローカライズされて日本に投入されればいいですね。
主要スペック
- OS
- Android 8.1 with Sense UI
- サイズ
- 158.5 × 75.4 × 8.3 mm
- 重量
- 175g
- ディスプレイ
- 6.0 インチ(2,160 × 1,080)フル HD+
- プロセッサ
- Snapdragon 636 Octa-core
- RAM
- 4GB
- 内部ストレージ
- 64GB、micro SD スロット搭載
- リアカメラ
- 1,600 万画素 + 500 万画素、F/2.0
- フロントカメラ
- 1,300 万画素、F/2.0
- Wi-Fi
- 802.11 a / b / g / n / ac
- Bluetooth
- 5.0
- バッテリー
- 3,600mAh
- その他
- USB Type-C、デュアル SIM(DSDV 対応)、指紋センサー
- カラー
- ムーンライトブルー、トワイライトパープル
Source:HTC