2018 年 9 月 3 日に米国で発売された JBL 製スマートディスプレイ「JBL Link View」を入手したので、簡単にファーストインプレッションをお送りしたいと思います。
「JBL Link View」、もしくはスマートディスプレイが今の時点で日本語利用可能なのかが気になるところですよね。
先に結論からお伝えしますが、日本語利用可能でした。「Google アシスタント」が日本語に対応しているので、そのまま日本語でのボイスコマンド操作や日本語表示までサポートされているという感じです。
ただ完全な日本語対応というわけではなく、セットアップや一部表示が英語表記になるなど、今のところは入り乱れている感じですね。
開封
サラッと開封していきます。
「JBL Link View」は 8 インチディスプレイに左右のステレオスピーカーが搭載されている、ラグビーボール形状のデザインです。
内容品は、「JBL Link View」本体に電源用の AC ケーブル、そして説明書 & 保証書といったシンプルなものでした。
8 インチということで両手でも余裕で持てるサイズかと思っていたのですが、意外と大きいというのが正直なところ。重すぎる、ということはありませんが、AC 電源オンリーでバッテリー非搭載ということもあるので、室内で持ち運びながら利用するというシーンはあまりないかもしれません。
室内固定利用がオススメ。「JBL Link View」は生活防水もサポートされているので、台所やお風呂場での利用などがいいかもしれないですね。
セットアップ
セットアップは Android や iOS 向けに提供されている「Google Home」アプリをインストールしたスマートフォン、もしくはタブレットから行います。
基本的なセットアップは「Google Home」と同じなので詳しくはお送りしませんが、一点だけ、「Google Duo」を登録している電話番号を登録する設定がある点は新鮮。
スマートディスプレイを通して「Google Duo」によるビデオ通話を行うことができるので、セットアップ時にこの設定を行っておきます。
ちなみに優先ストリーミング用の動画サービスは、KDDI の「ビデオパス」も登録可能。
セットアップは、5 分程度で行うことができました。特に難しいことはありません。
ちなみにセットアップが完了すると、英語による How to use 動画が流れます。この辺はまだ日本語未サポートです。
利用
セットアップが完了してしまえば、あとは日本語での利用が可能です。
一般的な「Google Home」として利用できるので、特に使い勝手が異なるということももなし。
ただ、例えば「Philips Hue」の電気 ON / OFF 操作を行う場合、単なる ON / OFF だけでなく、明るさをディスプレイ上で調整したりすることもできる点はかなり便利。
「Google アシスタント」に天気を聞いた際も、声によるアシスタントだけでなく視覚的にわかりやすく表示もしてくれます。こういったところは、やはり素直に便利かと思いましたよ。
ちなみにちなみにスマートディスプレイ、Android や iOS のスクリーンミラーリングはサポートされていませんが、「Chromecast」ビルトインということでキャストはサポートされています。なので、例えば「Chromecast」対応の「新日本プロレスワールド」を「JBL Link View」でストリーミング再生して視聴することが可能でした。
これは正直、プロレス好きな私としては大変喜ばしいサプライズです。
まとめ
ということで、今回は開封、セットアップ、実際の利用と簡単な内容をファーストインプレッションということでお送りさせていただきました。
やはり一番気になっていたのは日本語利用の有無だったので、ここがクリアになったのはよかったです。恐らく「Lenovo Smart Display 8 / 10.1」も日本語利用は可能かと思うので、気になっている方は米国からそれなりに安心して輸入してみてください。
輸入元としてオススメは、各スマートディスプレイを公式価格のまま日本直送してくれる、米国のビデオ & カメラ量販店 B&H です。