Google が 2018 年 10 月 9 日に「Pixel 3」などと合わせて正式発表した、「Google Home」シリーズのディスプレイ搭載モデル「Google Home Hub」が、10 月 22 日に米国で発売されました。
「Google Home Hub」の価格は $149.00 で、カラーバリエーションは “Chalk” “Charcoal” “Aqua” “Sand” の 4 色展開です。
私個人でも米国の Google ストアで発表当時に “Aqua” を予約購入していましたが、現地日時 10 月 22 日に無事出荷されたことを確認しました。到着次第、レビューをお送りさせていただきますね。
「Google Home Hub」
「Google Home Hub」は、7 インチディスプレイを搭載する「Google Home」シリーズの新型スマートホームデバイスです。
ディスプレイを搭載した「Google Home」と言えば Google が定める「スマートディスプレイ」規格がありますが、「Google Home Hub」は「スマートディスプレイ」とは異なる仕様となる点が特徴。その主な相違点は、「Google Home Hub」がカメラ非搭載となる点。
「スマートディスプレイ」は「Google Duo」によるビデオ通話を利用するためのフロントカメラが搭載されていますが、「Google Home Hub」には搭載されていません。ただし「Google Duo」による音声通話はサポートしている模様で、「スマートディスプレイ」と同じように通話を行うことは可能。
ちなみに「Google Home Hub」にカメラが搭載されていない理由は、ベッドルームなどのプライベート空間にて主に利用される点が想定されているためです。
「Google Home Hub」は「Google Home」のスマートホーム機能にディスプレイによる視覚機能を付け加え、さらにディスプレイタッチ操作にてスマートホームを操作することが可能。例えば「Google アシスタント」のルーティーン機能を利用してアシスタント機能を一括で動作させたり、天気などの情報を音声とディスプレイ表示で確認することがけでなく、画面上部から下にスワイプすることによりコントロールパネルが表示され、そこからネットワークカメラやスマートロック、スマートベルなどのスマートホームデバイスを操作することもできます。
ネットワークカメラやスマートベルは、それらかのレスポンスを受信して表示することなどももちろん可能です。
また対応しているスマートホームデバイスは Nest ブランド製品に加え、August Smart Lock などのサードパティー製品も含まれています。その名の通り、スマートホームデバイスのハブとなる製品ということです。
このほか YouTube の動画再生はもちろんのこと、「Google マップ」や「Google カレンダー」の表示などもサポートします。「Google フォト」に保存されているアルバムを表示させるデジタルフォトフレームとしても、利用可能。
「Google Home Hub」は “Chalk” “Charcoal” “Aqua” “Sand” の 4 色展開で、価格は $149.00。まずは米国で展開されます。
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