Google スマートフォン Pixel 用のデフォルトカメラアプリ「Google カメラ」が 2018 年 10 月 24 日に v6.1.013 にアップデートされ、UI 刷新や新機能追加など大幅な変更が行われました。
恐らく、「Pixel 3」「Pixel 3 XL」の国内発売に向けた大幅アップデートです。まず UI の刷新では、アップデートされたマテリアルデザインの適用が行われています。フォントなども変更されているので、見た目が一変しました。
更に注目点は、カメラセンサーデータをすべて保持する撮影機能、“RAW 撮影” の追加です。“RAW 撮影” を ON にすると、Pixel のカメラで撮影した写真が JPG ファイルと RAW(DNG)ファイルの 2 つに分かれて保存されます。つまり、同じ被写体を映した写真が同時に 2 つ保存されるということです。
“RAW 撮影” で撮影した写真は、端末内に新設される “RAW” フォルダに保存されます。「Google フォト」でこの “RAW” フォルダのバックアップを ON にすることで、「Google フォト」内で “RAW” ファイルを管理することが可能となります。
“RAW” フォルダを「Google フォト」にバックアップした場合、“RAW” 写真には “RAW” マークが付きまず。
ちなみに「Google フォト」に保存された “RAW” 写真は、同じアカウントでログインしている他のスマートフォンやタブレットにももちろん共有されます。“RAW 撮影” を ON にするには、カメラの撮影タブを “その他” に切り替えて、“設定” → “詳細設定” へと進み、“RAW + JPG の管理” そスイッチを ON にするだけです。
このほか「Google カメラ」v6.1.013 では、“360° パノラマ” 撮影モードなども追加されています。