Android のユーザー利用頻度を監視してわかりやすくグラフ化してくれる、Android 9 Pie で新たに追加された機能「Digital Wellbeing」が、2018 年 11 月 20 日の v1.0 アプリアップデートにおいて、ベータ版から正式版へと昇格しました。
「Digital Wellbeing」
「Digital Wellbeing」は、ユーザーが今日 1 日どの程度 Android を利用したか、またどの機能を利用しているかを、わかりやすく数値やグラフで表示してくれる利用習慣監視機能です。
またサイレントモードとおやすみモード、通知制限なども「Digital Wellbeing」を通して一元管理することができたり、指定したアプリの利用時間制限を設けるタイマー機能なども利用することができます。
Android 9 Pie の主要機能として追加されたのですが、これまではベータ版となっていました。今回正式版に昇格したわけですが、主な機能は特にこれまでと変わりません。
ただし現在利用できるのは、Android 9 Pie を搭載する Pixel と Android One スマートフォンのみです。このほか v1.0 アップデートにおいて、おやすみモードを設定して時間指定のスリープモードを設定していても、その時間よりも早いアラームを設定している場合、アラームを解除した時点でスリープモードも解除できるようになりました。