2018 年 11 月 23 日、Google の AI サービス「Google アシスタント」の iOS 版アプリが v1.4.6108 にアップデートされ、iOS 12 の新機能「Siri ショートカット」に対応しました。
実は「Siri ショートカット」の「Google アシスタント」サポートは、今回のアプリアップデート前のアップデート v1.4.5007 において行われていたのですが、その時点では日本語ロケールでの利用ができませんでした。今回のアップデートでは、「Siri ショートカット」の「Google アシスタント」サポートが日本語ロケールでも利用できるようになったということです。
「Siri ショートカット」の「Google アシスタント」サポート
「Siri ショートカット」は、iOS 12 で追加された新機能で、Siri を立ち上げた状態であらかじめ設定したボイスコマンドを入力することで、そのボイスコマンドに応じたアプリや機能を呼び出すことができる機能です。
ただし、あくまでも「Siri ショートカット」をサポートしているアプリでないと呼び出すことはできません。
今回の「Siri ショートカット」の「Google アシスタント」サポートでは、例えば Siri を立ち上げた状態で “OK Google” と発することで、「Google アシスタント」を立ち上げることができるようになります。一度 Siri を立ち上げる必要があるのですが、iOS でこれまでよりも簡単に「Google アシスタント」を呼び出すことができるようになりました。
設定
「Google アシスタント」を「Siri ショートカット」に登録する設定は、まず「Google アシスタント」アプリをアップデートし、iOS の設定を開いて、“Siri ち検索” → “全てのショートカット” → “Hey Google” へとタッチして進み、任意のフレーズ(ボイスコマンド)を登録します。
ちなみに登録した任意のフレーズは、後からキーボードで編集したり再録音することも可能です。もし “OK Google” を登録する場合は、“オーケー Google” と登録した方が、日本語発音として認識されやすくなります。
今回のアップデートでは Siri から「Google アシスタント」を起動するという、ヘンテコな機能が解禁されたわけですが、よく「Google アシスタント」を利用される方は是非設定してみてください。