2018 年 11 月 28 日に、Android 純正 UI などを実装する一部の機種にプリインストールされている「電話」アプリが v26.0 にアップデートされ、AI 通話機能「Call Screen」をサポートしました。
ただし「Call Screen」は、米国の Pixel スマートフォンユーザー限定機能です。今後の展開については不明。
「Call Screen」
「Call Screen」は、電話に出られないときなどに、「Google アシスタント」を介してタッチ操作で自動応答ができる AI 通話機能です。
電話に出られない状況で相手から電話が掛かってきた場合に、ディスプレイ操作で通話を継続することが可能。例えば電車内などの電話に出られないときに電話が掛かってきたときに「Call Screen」を利用することで、「Google アシスタント」画面に表示される相手の通話をテキストかした文章を読みながら、スマートリプライ形式で表示される応答内容をタッチすることで AI が音声化して通話を行ってくれます。活用の幅は様々ですが、迷惑電話の防止などにも活用可能です。
「Call Screen」は今のところ米国英語のみのサポートとなっていますが、今後多言語もサポートしていくと予想されます。このほか「電話」アプリ v26.0 では、米国キャリア TracFone におけるビジュアルメールのサポートも行われています。