Google が 2018 年末に米国で発売した、Google スマートディスプレイ「Google Home Hub」ですが、当初から日本語での利用ができず、実質的に YouTube 動画垂れ流しや「Chromecast」対応アプリのキャスト用としてしか活用用途がありませんでした。
が、最近になって “神” アップデートが行われた模様で、なんとスクリーンミラーリング機能が利用できるようになりました。スクリーンミラーリング機能は、Android のディスプレイ表示を「Google Home Hub」のディスプレイに丸ごと映し出すことができる機能です。
また音声も転送されるので、Android をコントローラーのように利用しながら「Google Home Hub」で音声付映像やゲームアプリなどを楽しむことができます。ただしこの機能は今のところ、Google から公式に発表されていません。
私はベータ版ファームウェアが利用できる “プレビュー プログラム” を登録しているので、恐らく “プレビュー プログラム” 登録機種に対する先行導入と予想されます。
ちなみに同じく Google スマートディスプレイカテゴリに属する「JBL Link View」はまだスクリーンミラリング機能が利用できない模様。恐らくサードパティーメーカー製 Google スマートディスプレイもスクリーンミラリング機能がサポートされると予想されますが、とりあえず「Google Home Hub」先行で、後は順次提供拡大ということなのでしょうね。
Google スマートディスプレイのスクリーンミラーリング機能、実はわたくし個人的に熱望していて機能です。恐らく、世界的にも Google スマートディスプレイユーザーは熱望していたはず。
ブラウザ画面をミラーリングして楽しむなど、いろいろと活用の幅が広がります。
そしてこれで「Amazon プライム・ビデオ」をようやく Google スマートディスプレイで疑似再生できる、と思いきや、全てのディスプレイ画面をミラーリングできるわけではなく、アプリによっては対応していないものもある模様で、「Amazon プライム・ビデオ」を起動して「Google Home Hub」にキャストしても、本編映像をキャストすることはできませんでした。残念。
多分、「torne」などのテレビ映像もミラーリングすることはできないはずです。(試していません)
とはいえ今のところ日本語での利用ができない Google スマートディスプレイの活用の幅が、格段に広がったことには変わりありません。「Google Home Hub」を持っているユーザーは、是非試してみてください。