2019 年 1 月上旬の CES 2019 で発表され話題となった、2 年ぶりとなる ASUS の新型 Chromebook「Chromebook Flip C434」が、2 月 15 日付で FCC の認証を取得しました。
FCC ID は「MSQ7265D2(7265D2W)」で、実際にはネットワークアダプターとして認証を取得しています。とはいえ FCC の認証情報に Chromebook としてのユーザマニュアルや実機写真まで掲載されていて、製品型番「C434」の記載もあるので、「Chromebook Flip C434」であることは間違いないでしょう。
そして今回の FCC 認証情報で明らかとなったのは、日本の技適マークを搭載する点。つまり、日本での発売も現時点で予定されているということです。教育機関向け限定でなければいいですが。
ちなみに FCC の認証を取得したということで、間もなくの発売が期待されます。
「Chromebook Flip C434」
「Chromebook Flip C434」は、初代は「Chromebook Flip C100」から始まった、ヒンジを軸としてディスプレイが 360 度回転しタブレット仕様にもなる、ミッドレンジクラスの新型 Chromebook です。
新型の「Chromebook Flip C434」ではこれまでの 360 度回転型ディスプレイはそのままに、ブラシ加工が施された軽量のアルミニウムボディを採用し、指紋汚れなどが付きにくい仕様を採用。ディスプレイは 14 インチ(1,920 × 1,080)のグレア仕様のフル HD で、わずか 5mm という超薄型ベゼルの「NanoEdge ディスプレイテクノロジー」により、13 インチサイズのボディに 14 インチディスプレイが収められているプレミアム仕様です。
プロセッサは、第 8 世代のインテルプロセッサ「Core m3-8100Y」「Core i5-8200Y」「Core i7-8500Y」の 3 バリエーションを用意。RAM は最大 8GB、ストレージは最大 128GB です。
注目点として、本体キーボードユニットの左右に配置された USB Type-C コネクタのほか、左側には USB Type-A コネクタも搭載されています。これにより、USB 機器の接続が容易となりました。
バッテリーは 48Wh で、本体サイズは 320 × 202 × 15.7 mm、重量は 1.45kg です。前作「Chromebook Flip C302」はサイズ 304 × 210 × 13.7 mm、重量 1.2kg だったので、新型ではサイズは大きく変わっていないものの 250g 程度重くなっています。
「Chromebook Flip C434」の本体価格は $569 スタートで、今後数か月以内に米国などで発売される予定。日本にも投入されるかは今のところ不明ですが、技適マーク搭載も確認できているので、期待はしたいですね。
主要スペック
- OS
- ChromeOS
- サイズ
- 320 × 202 × 15.7mm
- 重量
- 1.45kg
- ディスプレイ
- 14 インチ(1,920 × 1,080)フル HD、IPS、グレア
- プロセッサ
- Core m3-8100Y / Core i5-8200Y / Core i7-8500Y
- RAM
- 最大 8GB
- 内部ストレージ
- 最大 128GB
- フロントカメラ
- HD
- Wi-Fi
- 802.11 a / b / g / n / ac
- Bluetooth
- 4.0
- バッテリー
- 48Wh
- その他
- USB Type-C × 2、USB Type-A × 1
Source:FCC