Anker が 2018 年 10 月末に発表した、Android 搭載小型プロジェクター「Nebula Capsule」の後継モデルとなる「Nebula Capsule II」が、2019 年 3 月 31 日付で FCC に認証を取得しました。
「Nebula Capsule II」の FCC ID は、「2AOKB-D2421」です。「Nebula Capsule II」の当初の出資募集額は $349 ~ ですが、出資募集期間は昨年 12 月 25 日までとなっているので、現在は出資することができません。
このほか「Nebula Capsule II」は 2019 年 5 月から出荷開始と発表されているので、この時期に FCC 認証を取得したということはほぼ予定通りのスケジュールとなっていることがうかがえます。出資された方、よかったですね。
ちなみにですが、今回の FCC 認証情報から日本の技適マークを確認することはできませんでした。第 2 世代、国内発売の予定がないのでしょうか。
「Nebula Capsule II」
「Nebula Capsule II」は、2018 年 5 月に国内発売された、Android 7.1 搭載小型プロジェクター「Nebula Capsule」の後継モデルです。
「Nebula Capsule」といえばそのデザインが特徴的で、350ml 缶ジュースサイズの本体に 360 度スピーカーを搭載。HDMI 入力による投影のほか、Android 搭載による単独でのコンテンツ投影にも対応しています。
その後継モデルとなる「Nebula Capsule II」は、OS を Android から Android 9 Pie ベースの「Android TV」に変更し、更に様々な機能が利用できるように進化しました。ちなみに「Android TV」を搭載するモバイル機器としては、世界初の商品です。
Android 9 Pie ベースの「Android TV」搭載なので、まず「Google アシスタント」を利用することが可能。また「Chromecast」ビルトインとなるので、Android や iPhone からのキャストも可能となりました。
360 度スピーカーは、前作の 5W から 8W に増大。投影時のフォーカスも初代の手動調整から、1 秒で自動調整されるオートフォーカス機能を新搭載しました。
また投影解像度も、初代の 800 × 480 から 1,280 × 720 の HD 解像度に進化。明るさも初代の 100 ANSI ルーメンから、2 倍の 200 ANSI ルーメンに向上。
その分、バッテリー駆動による動画再生は初代の最大 4 時間から 3 時間に短縮されています。ただし新たな充電方式として、USB Type-C による急速充電もサポートしています。
「Nebula Capsule II」の出荷開始予定時期は、2019 年 5 月です。
Source:FCC