Google が 2019 年 3 月 29 日に発表した、同社のメディアライブラリサービス「Google フォト」における、レシートや名刺を写した写真に対する自動調整 & トリミング機能 “切り抜きと調整” が、ついに利用できるようになりました。
しかも Google の発表では当初、まず Android 版「Google フォト」から利用できるようになるとのことだったのですが、私個人で確認したところ、Android 版ではまだ利用できない一方で、iOS 版では利用できました。謎。
“切り抜きと調整”
“切り抜きと調整” は、速い話が「フォトスキャン」アプリのようなことを「Google フォト」上で簡単に利用することができる機能です。
ただしあくまでも AI が判断して写真の “切り抜きと調整” を提案してくれる機能なので、ユーザーが選んだ写真を “切り抜きと調整” できるわけではありません。“切り抜きと調整” の対象写真には、他のアシスタントカードのように、画面した部分に提案ポップアップが表示され、そこをタッチして進めていくことで簡単に調整して保存することができます。
調整位置は、ユーザー自身でもドラッグ & ドロップで行うことができる仕様です。
写真の明るさや向きのユーザー指定も可能。保存は基本的に、元ファイルを上書きします。
ちなみにこの “切り抜きと調整” は、「Google フォト」設定の “アシスタント カード” 内に個別での機能 ON / OFF 設定は用意されていませんでした。つまり、機能自体を OFF にすることは今のところできない模様です。
便利であることは間違いないので、わざわざ OFF にする必要もないかもしれないですね。