今年初めの CES 2019 で発表され、そして 2019 年 4 月より米国で発売された、ASUS 初の Chromebook タブレット「Chromebook Tablet CT100」が私の手元に届きました。
今回はそんな「Chromebook Tablet CT100」と、元祖 Chromebook タブレットの Acer 製「Chromebook Tab 10」のハードウェア比較を行いたいと思います。正直「Chromebook Tablet CT100」と「Chromebook Tab 10」は同じ 9.7 インチディスプレイ搭載で、内部スペックも同じです。逆に異なる部分を探す方が困難なほど。
主要スペック比較
まずは、主要スペックの比較から。
異なる点は、サイズ、重量、バッテリー(?)程度。サイズもほぼ同じです。
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ただ「Chromebook Tablet CT100」は米国軍規格の耐久性基準「MIL-STD-810G」をクリアしているので、高耐久性能も兼ね備えています。この辺が最大の違いとも言えるでしょう。
ハードウェア比較
それでは、ハードウェア比較行きます!
背面と前面は上の写真の通りで、リアカメラ、フロントカメラ、スタイラスペンの位置まで同じ。背面の “Chrome” のロゴはちょっと異なります。外周の比較でビックリしたのは、サイズはもちろん、各インターフェースの配置と形状までほとんど同じ点。
「Chromebook Tablet CT100」が「MIL-STD-810G」対応とうことで、耐衝撃デザインになっている点は異なります。それでもここまで同じとは。
デザインで一番異なる点は、スタイラス。どちらもワコム製 EMR(電磁誘導方式)スタイラスペン搭載ですが、長さは同じもののヘッド部分のデザインが異なります。
私個人的に、あわよくばスタイラスペンを入れ替えて運用してやろうと思っていたのですが、それは叶いませんでした。それぞれ、入れ替えての収納不可です。
ということで、「Chromebook Tablet CT100」と「Chromebook Tab 10」で一番異なる点はスタイラスペンでした。
重量比較
「Chromebook Tablet CT100」を手に持ってみてまず感じた点として、「Chromebook Tab 10」よりも軽いということがありました。
ということで、重量比較です。「Chromebook Tab 10」にはガラスフィルムを貼って運用しているので、同じ条件になるように「Chromebook Tablet CT100」にもガラスフィルムを貼っています。
というか、「Chromebook Tab 10」用ガラスフィルムをそのまま「Chromebook Tablet CT100」に貼ることができました。ディスプレイ仕様がまったく同じなのでできる芸当です。
なんと、公表されているスペック上は「Chromebook Tablet CT100」の方が重いのに、実際には 10g 程度「Chromebook Tablet CT100」の方が軽い結果となりました。公表されているスペック上は「Chromebook Tab 10」の方が 30g 軽いはずなのですが、全然違うみたいですね。
まとめ
今回は「Chromebook Tablet CT100」と「Chromebook Tab 10」のハードウェアの比較を行わさせていただきましたが、ほとんど同じということがおわかりいただけたかと思います。
また内部スペックもほぼ同じなので、基本的な動作もほとんど同じと言えるかと思います。ただザッと使ってみて発見したソフトウェアの違いとして、ChromeOS バージョンの違いがありました。
私は主に Chromebook を利用する際、チャンネルを “ベータ版” に設定しているのですが、2019 年 5 月 6 日時点で「Chromebook Tab 10」は v73 で止まっている一方で、「Chromebook Tablet CT100」は v74 が配信されていました。この辺は発売時期が異なるということもあるので、違いがあるのは当たり前なことかと思います。
ちなみにですが、前途の通りガラスフィルムの流用が可能でした。そしてケースの流用も可能でした。これまで見ていただいた写真で、それはある程度予想できたかと思います。
「Chromebook Tablet CT100」は、今のところ日本国内への投入は未定です。ただ、米国 Amazon.com から簡単に直輸入可能。
更にアクセサリーは「Chromebook Tab 10」用ので代用できるのであれば、もう怖いものなしですね。まぁ恐らく、日本投入はあると予想していますけど。
以上で「Chromebook Tablet CT100」と「Chromebook Tab 10」のハードウェア比較は終わりますが、このほかの点で気になることがあればお気軽にコメントをお寄せいただくかお問合せください。
詳細なレビューありがとうございます。
やはり剛性はかなり違いますでしょうか
はい、Chromebook Tab 10 はプラスチック感がありますが、Chromebook Tablet CT100 はラバーと強化プラスチックによる耐衝撃性能の高さを感じます
ありがとうございます!
ebayのtab10との差額を考えると悩ましいですが、その価値はありそうですね。
参考にさせていただきます。
技適は取得していますか。
Chromebookのタブレット購入をやめる原因に、タッチパネルで使う日本語入力のソフトウェアキーボードで、長音符が表示されない配置になっている事があるのですが、ユーザー補助機能を使用せずに、長音キーが表示されるキーボード配置になっていますか?
Chromebook Tab 10の製造国ってどちらでしょうか?
転送サービスで製造国入れる項目があるのですが、ググっても出てこないので…
どこかは知らないけど中国って書いておけば間違いないです
ありがとうございます!初めてなのでちょっと手間取りましたが、無事購入できそうです。いつも有益な情報ありがとうございます。
Amazon.com からの転送輸入とかですかね?
製造国が北朝鮮とかでない限り、中国だろうが東南アジア地域の国であろうが別に問題ではないですよ
はい、Amazon.com転送購入でした。届いたのですが、一番肝心のペンが入っていませんでした。。。orz
日本で売っているお店をさがし中です…
なぬー、ペンなし。。。
Amazon 経由でクレーム出せばなんとかなるかもしれないですよー
アマゾン経由でAcerに送ってくれる?と英語でメッセージ送信してみました。でもそれも転送経由なので時間かかっちゃいますね。
まぁ、そうですよね。
転送輸入時のリスクですね。
勉強になりました。ありがとうございます。懲りずに海外ガジェットチャレンジしたいと思います。