中国のドローンメーカー DJI が手掛けるスマートフォンジンバル “Osmo Mobile” シリーズの次世代モデル「Osmo Mobile 3(OF100)」が、2019 年 7 月 31 日付で FCC の認証を取得しました。FCC ID は、「2ANDR-OF1001904」。
今回の認証情報で「Osmo Mobile 3」の一部の仕様、というよりもほぼ主要な仕様が明らかとなっています。まず日本の技適マークも確認できました。
現在世界的に公式販売されている DJI 製スマートフォンジンバル “Osmo Mobile” シリーズは、CES 2018 で発表され同年 3 月頃に発売された第 2 世代の「Osmo Mobile 2」です。「Osmo Mobile 2」は初代「Osmo Mobile」から拡張性は省かれたものの、バッテリー容量が増大しつつ省電力化し、更にジンバルの稼働領域拡大やスマートフォンを縦にした撮影のサポートなどの進化を遂げていました。そして何より、単価が大幅に下がった点も変更点となっていました。
今回 FCC 認証を取得した次世代モデルとなる「Osmo Mobile 3」ですが、冒頭画像の通り折りたたみ仕様となる模様。より携帯性が向上しています。
仕様面もかなり進化しています。まず前作までの micro USB 充電ポートは、新たに USB Type-C へと変更。
そして、前作の重量 485g から 405g へと 80g もの軽量化を実現。パン、チルト、ロールの稼働領域も増しています。
通信規格は、前作の Bluetooth v4.0 LE から新たに Bluetooth v5.0 をサポート。ハードウェア面では、新たな “トリガー(Trigger)” ボタンを実装します。この “トリガー” がどんな機能を果たすのかは、今のところ不明です。
今回の FCC 認証情報で主要な仕様は判明してしまった「Osmo Mobile 3」ですが、いつ発表となるのか、そしていくらで販売されるのか、とても気になるところです。
Source:FCC