- Android TV 搭載次世代「NVIDIA SHIELD TV」「NVIDIA SHIELD TV Pro」正式発表
- 「NVIDIA SHIELD TV」はシリンダー型にデザイン刷新
- NVIDIA Tegra X1+ プロセッサ搭載で「Dolby Vision」「Dolby Atmos」を新たにサポート
米国ゲーミングメーカー NVIDIA が、2015 年に発売し 2017 年にマイナーチェンジモデルを発売し、Android TV 搭載ゲームコンソール「NVIDIA SHIELD TV」「NVIDIA SHIELD TV Pro」の 2019 年次世代モデルを、2019 年 10 月 28 日に正式発表しました。
「NVIDIA SHIELD TV」が $149.99、「NVIDIA SHIELD TV Pro」が $199.99 で、同日より米国 NVIDIA 公式サイトで発売されています。日本投入は不明。
「NVIDIA SHIELD TV」は、Android TV を搭載する、4K HDR 出力対応のゲームコンソールです。
前作まではボックス形状だったのですが、次世代モデルはコンパクトなシリンダー型にデザインを刷新。インターフェースは電源ポートのほか、HDMI ポート(HDMI 2.0b / HDCP 2.2 / CEC)、microSD カードスロット、イーサネットポートのみとシンプルな仕様となっています。
機能面では、新たにハイコントラスト技術の「Dolby Vision」と、空間音響システム「Dolby Atoms」を新たにサポート。主要スペックは、NVIDIA Tegra X1+ プロセッサ、2GB RAM、8GB 内部ストレージを搭載。
また NVIDIA Tegra X1+ プロセッサでは、AI エンジンとともに HD 画質の動画を 4K 画質にアップスケーリングする「AI アップスケーリング」機能も実装。Wi-Fi 802.11ac、Bluetooth 5.0 + LE、ハイレゾ音源再生などもサポート。OS は Android 9.0 ベースの Android TV で、「Google アシスタント」ももちろんサポートします。
そして新世代の「NVIDIA SHIELD TV」には、バックライトとカスタマイズボタン、マイク、そして「Netflix」ボタンなどを搭載した新世代リモコン「SHIELD Remote」もバンドルされませす。
「NVIDIA SHIELD TV」の本体価格は、$149.99。ちなみに新世代「SHIELD Remote」は、前作用として今後単体販売も行われる予定です。
「NVIDIA SHIELD TV Pro」は、前作から同じデザインを継承する、「NVIDIA SHIELD TV」の上位モデルとなるゲームコンソールです。
「NVIDIA SHIELD TV」との違いはデザインのほか、インターフェースとスペック、そして機能面で、基本的な部分は「NVIDIA SHIELD TV」と同じです。まずインターフェースは HDMI ポート(HDMI 2.0b / HDCP 2.2 / CEC)、イーサネットポートのほか、USB Type-A(v3.0)ポートを 2 つ搭載。ハードディスクの増設なども行なうことができます。
主要スペックは、NVIDIA Tegra X1+ プロセッサ、3GB RAM、16GB 内部ストレージを搭載。“Pro” ですが、前作の 500GB 内部ストレージは廃止されました。機能面では Plex Media Server を新たにサポートし、スマートホーム用ドングル「SmartThings」を接続してのスマートホーム制御も可能となっています。
このほか、「NVIDIA SHIELD TV Pro」にも新世代「SHIELD Remote」がバンドルされます。「NVIDIA SHIELD TV」の本体価格は、$199.99。
Source:NVIDIA