- 沖縄県宜野座村(ぎのざそん)でシェアサイクル開始
- NTT ドコモの自転車シェアリングサービス「バイクシェア(ちゅらチャリ)」
- 2019 年 12 月 1 日から 2020 年 2 年 29 日までのトライアル
こんにちは、Jetstream BLOG 管理人兼ライターの石井順です。
私は 2019 年 7 月より、沖縄県の北東部にある宜野座村(ぎのざそん)というところに住んでいます。ここだけの話、沖縄に来て 3 回目の引っ越しです。
宜野座村(ぎのざそん)
宜野座村(ぎのざそん)がある縄県北部は、そうは言っても地図的には沖縄本島の中央よりちょっと上に位置している程度。
しかし沖縄を知っている方であればわかるかと思いますが、沖縄の北東部は、沖縄の中でも特に何もない土地。観光地ですらありません。
しいて言えば、宜野座村はプロ野球球団「阪神タイガース」が春季キャンプをする場所として、野球ファンの間では有名です。なので毎年 2 月は、「阪神タイガース」のキャンプ目当ての観光客で賑わいます。年に一回、宜野座村が唯一活気づく時期です。
宜野座村の人口は、男女合わせて 6,000 名程度(2019 年前半)。世帯数は 2,400 世帯程度です。
ちなみに宜野座村の特産品は、地元にはあまり出回らないマンゴー。ほとんどが、盛り盛り価格で内地に飛んで行きます。なので年に一回のマンゴー収穫で生活している農家さんも、結構いたりいなかったり。
あとは、村の面積の 50% を米軍基地が占めていることもあり、人口が少なく観光地でもないにも関わらず、自治体は補助金で潤っています。その分、沖縄県の中でも、特に教育に力を入れている地域でもあるので、最近少しづつ若いご夫婦が増えてきているんだとかどうだとか。
最近では、2012 年に当選し、現在第 2 期を迎えている現宜野座村長 當眞 淳(とうま あつし)さんの働きにより、それまで冴えなかった道の駅「道の駅ぎのざ」が 2018 年に新しく生まれ変わったり、2024 年には沖縄県立農業大学が宜野座村に移転してきたりと、今後が楽しみな地域ではありますね。
「道の駅ぎのざ」
2018 年にリニューアルされた「道の駅ぎのざ」は、何時間停めても無料の駐車場と宜野座村の特産品を購入できる特産品コーナー、ゆったりくつろげるカフェと完全無料のフリースペース、そして子どもたちが喜びそうなアスレチックと水遊び広場などがある、長時間の滞在でも楽しめる道の駅です。
リニューアルオープンから 1 年半以上経過してはいますが、いまだ週末や祝日は家族連れでいっぱいになるようなところ。ちなみに沖縄県東側にある唯一の道の駅でもあります。
実際、私の家からも車で 5 分程度なので、リフレッシュのために「道の駅ぎのざ」に来つつ、フリースペースでまたのんびりブログの執筆を行ったりなど、常にお世話になっている場所。
宜野座村、なーんにもないところではあるけど、そののんびりした雰囲気が好きで、私は引っ越して来たんですよ。
そんな宜野座にシェアサイクルが出現
そんなある日、というか 2019 年 11 月 27 日の夕方、いつも通り「道の駅ぎのざ」に行った私は、宜野座には縁のないものが出現していてビックリしました。
そう、シェアサイクルです。ドコモの「バイクシェア」ですね。
こんなのが地元沖縄のど田舎まで進出してきてた pic.twitter.com/BW6cO7L2jT
— Jetstream (@blog_jetstream) November 27, 2019
皆さんご存知の通り、沖縄は南部にある那覇が一番の都会です。
那覇から北上するにつれて段々と何もなくなりつつ観光地っぽくもなってくるのですが、北部の中心地である名護市(なご)は唯一それなりに栄えている土地ではあります。栄えているといっても、ほんの気持ち程度ですけどね。
で、那覇では少し前から、シェアサイクルを見かけることも多くなって来ました。名護でも、一部のホテルがシェアサイクルを展開していたりします。
逆にいうと、沖縄北部では名護以外でシェアサイクルなんて見かけません。だって田舎ですからね。
そんな中、なぜに宜野座村にシェアサイクル!?と思ってかなりビックリしてしまいました。
観光協会に取材してみた
ど田舎宜野座村に突然のシェアサイクル出現でビックリした、という内容では何にも面白くないですよね^^;
ちゃんと取材してきましたよ!
今回「道の駅ぎのざ」に「バイクシェア」を設置したのは、宜野座村観光協会です。宜野座村観光協会に電話をしてアポを取りつつ、11 月 28 日の夕方に宜野座村観光協会事務所がある「道の駅ぎのざ」に行ってきました。
そこで得られた情報は以下の通り。
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サイクルポートが一箇所しかないという点は驚いてしまいましたが、トライアルサービスということなので、仕方のないことかもしれないですね。
あとアプリでの予約にも対応しない点は、ちょっとガッカリ。これもトライアルなので仕方のないことではあります。
実際の IC カードの発行は 12 月 1 日のサービススタートから受付開始となる模様。IC カード発行場所は「道の駅ぎのざ」の施設内とのことです。
料金なども気になるところですが、この辺は 12 月 1 日になったらまた実際に出向いてレポートさせていただこうと思います。
ということで、かなりローカルなネタ記事でした。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
ではまた。