- $99.00 の「Fossil Sport」を転送輸入してみた
- 米国 Ammazon.com から
- 輸入総額と到着日数を公開
国内でも人気な Fossil 製スポーティー Wear OS ウォッチ「Fossil Sport」。
「Fossil Sport」が実際に発売されたのは 2018 年末ですが、発売から 1 年以上経過した 2020 年になっても新シリーズがラインアップされるなど、未だにその人気は衰えていません。
「Fossil Sport」が人気な理由はデザイン性の良さや多機能な点、Snapdragon Wear 3100 プロセッサを搭載している点など様々ありますが、未だに人気な理由は、やはり安価な点が挙げられるでしょう。当時は 40,000 円程度でしたが、今や半額以下。
なんてたって「Fossil Sport」、米国では本体価格 $99.00 という超絶特価で販売されています。直輸入可能な経路がない点が残念ではありますが。
「Fossil Sport」は国内でも、元値税込み 36,300 円から半額の税込み 18,150 円で、現在は販売されてはいます。
そんな米国では $99.00 の「Fossil Sport」を、思い切って米 Amazon.com から転送輸入してみました。今回はその、転送輸入に関する購入から到着までの、金額と日数レポートです。
米国 Amazon.com で購入
現在米国の Amazon.com で販売されている $99.00 の「Fossil Sport」を、2020 年 2 月 1 日にまず購入。
チョイスしたのはスケルトンバンドモデルの “ミントシリコン” と “イエローシリコン” の 2 台。米国内配送ということで送料は無料。本体購入額は 2 台で $198.00(21,884 円)となりました。
また転送輸入ということで、Amazon からの発送先は転送業者住所宛てです。今回利用したのは、米国の老舗転送業者「USA でお買い物.com」さん。私も昔から利用させていただいている転送業者さんです。
「USA でお買い物.com」さんの利点は転送手数料が $9 と安価で、日本への発送も国際ヤマト運輸を利用してくれるので安心な点。送料も比較的安価です。
「USA でお買い物.com」さんの最大の利点は、オレゴン州に拠点があるために米国内消費税の州税が掛からない点が挙げられます。米国内転送業者を探す場合、州税のないオレゴン州やデラウェア州に拠点のある業者を探すことは、その筋では常識中の常識。
転送業者に到着 → 転送依頼
私が米 Amazon から「Fossil Sport」を購入した時点(2 月 1 日)では、在庫切れの入荷待ちでした。
実際に出荷されたのは 2 月 7 日です。そして転送業者に到着したのは 2 月 12 日。配送は UPS で行われています。
私の場合、通常購入元ショップから商品が出荷されたら、転送業者に転送依頼品の登録を行います。なので 2 月 7 日の出荷と共に、「USA でお買い物.com」さんの会員ページにて、転送依頼品の登録を行いました。
そうしておくことで、「USA でお買い物.com」さんに商品が到着すると、到着連絡がメール送られてきます。到着連絡が来たら、あとは転送依頼を掛けます。
転送依頼を行うと、数時間かもしくは翌営業日くらいに、転送手数料 + 国際送料 + α を足した転送総額連絡が送られてくるので、その総額を支払う流れです。「USA でお買い物.com」さんの場合の転送総額の支払いは、銀行振込か PayPal 支払いを選択することができます。
ただ PayPal 支払いの場合、追加手数料が一律で $5 掛かります。私は手軽さからいつも PayPal 支払いでお願いしちゃってます。
で、実際の転送総額は、銀行振込だと 4,654 円で、PayPal 支払いの場合は $45.82(5,248 円)となりました。
支払いを行った後に「USA でお買い物.com」さん会員ページから支払い完了連絡を行うと、数時間後かもしくは翌営業日に出荷を行ってくれます。
日本に向けて出荷
「USA でお買い物.com」さんへの転送総額の支払いは 2 月 12 日中に行ったのですが、実際に出荷されたのは翌日の 2 月 13 日となりました。
そして国内に到着したのは 2 月 17 日。当日中に通関許可も降りたので、例えば東京や大阪などの大都市であれば、2 月 18 日には配達、もしくはヤマトのセンターで受け取りが可能となります。
私の場合は沖縄ということもあり、中一日置いた 2 月 19 日に沖縄入りし、そして受け取り可能となりました。
消費税
輸入品には基本的に消費税が掛かります。
ただし個人輸入の場合、商品代金と送料などを含めた総額が 16,000 円以下の場合は、消費税課税対象外となるので消費税は掛かりません。
私の場合は今回「Fossil Sport」2 台と送料 + α の総額が課税対象となるため、消費税が掛かりました。ちなみに輸入品に対する消費税は、国内到着時の通関検査で確定するため、米国出荷時点はまだ未確定となります。
で、今回実際の消費税は、1,100 円となりました。
ちなみに、電子機器となるので、関税は基本的に掛かりません。関税と消費税、わかりにくいですが別モノです。(くわしくは “関税” でググってください)
結果
今回の $99.00「Fossil Sport」× 2 台の転送輸入に掛かった総額と実質日数は以下の通りです。
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到着日数については、米国時間と日本時間が入り乱れているので、かなりアバウトです。あくまでも参考程度にとらえてください。場合によってはこれよりも早くなったり遅くなったりもします。
まとめ
「Fossil Sport」、国内では税込み 18,150 円で販売されています。
つまり単純に 2 台購入した場合の総額は、税込み 36,300 円です。これが転送輸入では約 8,000 円安価な 28,232 円となりました。2 で割った場合の一個単価は 14,116 円です。(もちろん 1 台のみの転送輸入の場合の単価はもっと高くなります)
転売目的で 4・5 台くらい転送輸入して、国内価格程度でヤフオクやメルカリなどで売ったら、それなりに儲けが出せる価格ですね。
ただ気をつけていただきたいのは、転送輸入の場合は特に、日本国内における製品保証が発生しないので、初期不良などが発生した最悪の場合、泣き寝入りするしかないこともあったりします。
転送輸入はその辺も覚悟の上で行うのが常識ですので、覚悟ができた方は、是非今回の記事を参考にしてみてください。
今回私は、私個人用とバレンタインのお返し用とで 2 台輸入したので、売ったりはしません。次回はプレゼント企画用に何か転送輸入しようかな。
長々読んでいただき、ありがとうございました。