- 「Android Go Edition」向けカメラアプリ「Camera Go」
- 手持ちの「Pixel 4 XL」にインストールして使ってみた
- その特徴などをご紹介
Google が軽量版 Android OS「Android Go Edition」スマートフォン向けに提供を開始した軽量カメラアプリ「Camera Go」アプリを、手持ちの「Pixel 4 XL」にインストールして使ってみました。
今回はそのレポートというか、機能などの簡単なご紹介です。
「Camera Go」
「Camera Go」アプリはもともと、軽量版 Android OS「Android Go Edition」スマートフォン向けに提供されている、「Google カメラ」アプリから不要な機能などを排除した軽量カメラアプリです。
ただし今のところは、Nokia 製「Android Go Edition」スマートフォン「Nokia 1.3」以降の新型「Android Go Edition」スマートフォンにプリインストールされています。一応、「Nokia 1.3」以前の「Android Go Edition」スマートフォンにも順次提供される予定です。
「Camera Go」の写真撮影
「Camera Go」アプリで写真撮影をする場合の特徴は、アスペクト比が 4:3 に固定される点と、「Google カメラ」アプリとはことなり画質を選択できない点です。
ちなみに画質については利用する機種に、もちろん依存します。
「Camera Go」アプリの写真撮影に実装されている機能は、フラッシュ(OFF / Auto / ON)、タイマー撮影(3 / 10 秒)、美顔モード(ON / OFF)、HDR(OFF / Auto / ON)です。
このほか「Camera Go」アプリでは、シャッター前後 3 秒間の動画も同時撮影する「モーションフォト」や、シャッターボタン押しっぱなしによる動画撮影機能など、「Google カメラ」実装機能もなし。かなりシンプルな仕様となっています。
個人的に気になった点は、「Google カメラ」アプリに比べて、シャッター音が大きいということでした。「Google カメラ」アプリは控えめなシャッター音なのに、「Camera Go」は結構爆音です。
「Camera Go」の写動画撮影
「Camera Go」アプリの動画撮影機能は、写真撮影に比べてよりシンプルです。
解像度は HD(1,280 × 720)画質の 720p@30fps 固定となります。フレームレートの設定はもちろん、フラッシュの ON / OFF 設定すらありません。
さらにちょっとアホな点として、動画撮影開始時と終了時の通知音まで録音されます。この辺も踏まえ、まだまだ作りが荒い印象がありました。
今後改善してほしい点ですね。
まとめ
今回は「Pixel 4 XL」に「Camera Go」アプリをインストールして利用してみたのですが、そもそも「Google カメラ」を利用することができるので、今後も「Camera Go」アプリを利用する意味があまりないと感じました。
ただ「Camera Go」アプリの今のところの隠れた特徴は、(元の APK ファイルから)Pixel スマートフォン以外でも簡単にインストールして使える点です。「Google カメラ」アプリは、Pixel / Nexus スマートフォン以外では利用できないんですよね。
「Google カメラ」は他のカメラアプリと比べてシンプルで使いやすい点が特徴で、そこからさらにシンプルになったのが「Camera Go」アプリです。そのシンプルな「Camera Go」アプリを、Pixel / Nexus スマートフォン以外でも利用できるというのだけでも利点かもしれません。
機能面や仕様面でまだまだな部分は多々ありますが、興味がある方は、自己責任でインストールしてみてはいかがでしょうか。
Camera Goがどの機種でも使えるというのは誤りのはずです。
リンク先の記事は、本来特定機種でしか使えないオリジナルのGoogle Camera Goを多くの機種で動作するように改造し、さらに本来なかった機能を追加したバージョンを配布しているだけです。
リンク先のサイトでは普通のGoogle Cameraも同じように多くの機種で動作するように改変して公開しているので、Goバージョンをあえて使う意味が全くありません。apkの容量が軽いくらい?
あ、はい。