- Android 版「Google 認証システム」アプリが久しぶりにアップデート
- アプリバージョン v5.10
- 簡易アカウント移行をやっとサポート
Google の 2 段階認証コード管理サービス「Google 認証システム」の Android 版アプリが 2020 年 5 月 12 日に v5.10 へと久しぶりにアップデートされ、ようやく簡易アカウント移行をサポートしました。
「Google 認証システム」はこれまで、Google サービスでありながらクラウド共有は行われず、端末ごとに 2 段階認証コードを管理するサービスとなっていました。しかし新たな v5.10 では、端末 A で管理している 2 段階認証コードを、数回の工程を経るだけで端末 B に移行することが可能です。
実際のアカウント移行は、QR コードを管理している端末 A 側で「Google 認証システム」アプリを起動し、画面右上の[︙(メニュー)]アイコンをタッチして、表示されるメニューから[アカウント移行]をタッチします。次に[アカウントをエクスポート]をタッチして、生体認証などで画面ロック解除を行います。
任意でエクスポートするコードを選択しつつ、画面右下の[次へ]をタッチして QR コードを表示します。
あとは、同じく「Google 認証システム(v5.10 以降)」をインストールしている端末 B で「Google 認証システム」を起動し、[︙(メニュー)]→[アカウント移行]→[アカウントをインポート]→[QR コードをスキャン]をタッチして、端末 A の画面に表示している QR コードをスキャンします。これで「Google 認証システム」のアカウント移行完了します。
これまでは機種変更する度に再度「Google 認証システム」のコード一覧を 1 から作成しなおさなければいけなかったので、かなり面倒でしたよね。これがようやく解消されました。よかったよかった。
ちなみに Android 版「Google 認証システム」v5.10 ではこのほかに、Chrome における FIDO U2F セキュリティ キーも新たにサポートしています。