- 「楽天モバイル」新世代電子本人確認 eKYC を導入
- まずは Android 版「my 楽天モバイル」アプリから
- 2020 年 11 月 9 日より提供開始
楽天 は 2020 年 11 月 4 日、同社の MNP サービス「楽天モバイル」において、新世代電子本人確認プロダクト「eKYC(electronic Know Your Customer)」を導入すると発表しました。
「eKYC」は AI を活用した本人確認の仕組みで、例えば、これまで回線とスマートフォンをオンラインで契約する際に本人確認書類を郵送したり WEB サイトにアップロードして本人確認が終了するまで待つ必要があったのですが、「eKYC」では WEB サイトやアプリにて本人確認書類をアップロードすることで、AI が即時に分析して本人確認を終了することができます。
実際に「楽天モバイル」では「eKYC」にて、「運転免許証」を本人確認書類として用いることが可能になります。さらに今後、IC チップの読み取り機能を追加し「マイナンバーカード」も「eKYC」にて利用できるようになる予定です。
さらに「楽天モバイル」では、MNO として唯一「eSIM」も提供しています。即時に本人確認が終了する「eKYC」と、QR コードやプロファイルの読み込みのみで SIM の切り替えを行うことができる「eSIM」を組み合わせることで、契約手続きから即時開通を実現することができるわけです。
「楽天モバイル」の「eKYC」は、まず Android 版「my 楽天モバイル」アプリにて、2020 年 11 月 9 日より提供が開始されます。さらに、iOS 版「my 楽天モバイル」アプリも、「eKYC」を利用できる状態で 2020 年 11 月 30 日より提供が開始される予定です。
このほか「楽天モバイル」は、2020 年 10 月 12 日より SIM / eSIM 再発行手数料も無料化と、2020 年 11 月 4 日より契約事務手数料と MNP 転出手数料の 0 円提供も開始しています。
Source:楽天モバイル