- Google、「Google フォト」の「思い出(Memories)」などに追加する新機能を複数発表
- ズームと音楽を併用した動きのある新しいクリエイティブ[スニペット]や音楽付き[シネマティック フォト]を[シネマティック メモリーズ]として新たに提供
- さらに[思い出]共有機能や新しい[コラージュ]編集機能なども追加
Google は 2022 年 9 月 14 日(水)、オンラインフォトライブラリサービス「Google フォト」に追加する新機能を複数発表しました。
今回発表された「Google フォト」新機能は主に、過去の同時期に撮られた写真や[アニメーション][シネマティック フォト][コラージュ]など、「Google フォト」が自動生成した[クリエイティブ]写真をハイライト表示してくれる、「思い出(Memories)」の新機能です。「思い出」が大幅に進化します。
[スニペット]
「思い出」の[クリエイティブ]に、新しい[スニペット]が追加されます。
[スニペット]は、以前からその存在自体は確認されていた新[クリエイティブ]です。
[スニペット]は、動画内から自動で最適な場面を写真として切り取り、さらにズームや音楽を用いてダイナミックに表現してくれる機能です。要は「Google フォト」に動画を保存した場合に、その動画の中の最適な場面がズームと音楽で演出された切り取り写真として提供される場合があります。
[シネマティック メモリーズ]
「Google フォト」には、機械学習によって写真の深度が自動で予測計測され、そして 3D 表現を用いて印象的な動的画像として表示してくれる[シネマティック フォト]が、2020 年末に追加されています。
この[シネマティック フォト]は、リリースから 1 年後の 2021 年末に改良が発表され、より動的表現がダイナミックになり、生き生きと動的画像が表示されるようになりました。
そして間もなく、複数の静止画がエンドツーエンドで[シネマティック フォト]に変換されるようになり、さらに動画のような音楽付き映像を楽しむことができる[シネマティック メモリーズ]へと進化します。要は、これまでよりもより[シネマティック フォト]が生成されやすくなるということです。
[スタイル]
[思い出]に、背景にグラフィックアートが追加されポップになった新しいクリエイティブ[スタイル]が追加されます。
[スタイル]は古いスクラップブックからインスピレーションを受けた新機能で、シャンテル・マーティンやリサ・コングドンといったイラストレーター陣が「Google フォト」のために作成した[スタイル]や期間限定のものなど、随時バリエーションが追加されまうす。
[思い出]共有
「Google フォト」の[思い出]はこれまで、ユーザーごとに表示される固有のハイライト写真集として表示してくれるだけの機能だったのですが、ついに[思い出]をダイレクトに共有できる新機能が追加されます。
[思い出]の共有は、これまでも要望が特に多かった機能です。まずは Android 版「Google フォト」アプリから提供開始され、iOS 版「Google フォト」アプリや WEB 版「Google フォト」にも追って提供される予定となっています。
新しい[コラージュ]編集機能
「Google フォト」には、ユーザーが選んだ複数写真を一枚に収めてデザインできる[コラージュ]が実装されています。
そしてこの[コラージュ]に、新しい複数のデザインが追加され、より印象的な[コラージュ]を作成できるようになります。また[コラージュ]に追加される複数のデザインは、[スタイル]で用いられているイラストレーター作成デザインも含まれます。
また新しい[コラージュ]編集機能として、[コラージュ]作成時に個別写真の明るさやコントラストを調整したりフィルターを適用できる直接編集機能も実装されます。[コラージュ]に追加される直接編集機能では、Google 有料ストレージサービス「Google One」を契約しているメンバーや Google Pixel スマートフォンユーザー向けの、[ポートレート ライト]や HDR などの限定編集機能ももちろん利用可能。さらに新しい複数のデザインも、「Google One」メンバーもしくは Google Pixel スマートフォンユーザー向け限定デザインが用意されます。
これらの新しい[コラージュ]編集機能は、Android / iOS 版「Google フォト」アプリに同時展開されます。
「Google フォト」アプリリンク
Source:Google