現在グローバルSIMフリー版の他に米国では大手キャリアが販売しているLG G3、グローバルモデルやその他のキャリアモデルのほとんどがワイヤレス充電の規格・Qiを採用したワイアレス充電をサポートしています。
しかしAT&T版はQiではなく競合する規格・RMAによるワイアレス充電をサポートしているということが、XDAでの投稿でわかりました。
現在スマートフォン分野ではほとんどがQiを採用しておりますが、ワイアレス充電には他にもいくつかの規格があります。
地域やターゲットによってその普及率は変わってくるのですが、コンシューマー向けとなるスマートフォン分野においては世界的にQiが主流となってきています。
AT&TがRMAを採用した理由は不明ですが、規格違いということでワイアレス充電機器の互換性はありません。 ※両方の規格を採用している場合は別です。
そのためAT&T版LG G3用のワイアレス充電機は少なくともRMA規格の物を購入する必要があり、更には一般的なRMA規格の物では使えない可能性もあるため、AT&Tが推奨するRMA機器を購入する必要が出てきます。
またLG G3はバッテリーが取り外し可能ではりますがバッテリーカバーにおいてもQi・RMA規格の物では互換性がないため、例えばブローバル版のバッテリーカバーをAT&T版に取り付けてる、もしくはその逆の場合、ワイアレス充電ができなくなります。
一般的にQiはコンシューマー向け、RMAは企業向けの規格として広まっているようですが、特にルールなどがあるわけではないので採用するのはメーカーの判断にもよるとのこと。
どっちが広まってもいいのですが、混乱が起きないように一本化するか明確なルールを決めて欲しいですね。
Source:DROID LIFE