- NTT ドコモ / KDDI / ソフトバンク / 楽天モバイルの国内 MNO 4 社が Android の「緊急 SOS」誤操作を注意喚起
- 「緊急 SOS」は電源ボタンを 5 回以上連打することで、アラーム発動や緊急通報(110 番)が行われる緊急時 SOS 機能
- 「緊急 SOS」は Android 12 以降の機種で利用可能
NTT ドコモ / KDDI(au)/ ソフトバンク / 楽天モバイルの国内 MNO 4 社は 2023 年 1 月 6 日(金)、Android に実装されている「緊急 SOS」機能の誤操作に対する注意喚起を一斉に行いました。
Android の「緊急 SOS」機能は、電源ボタンを 5 回以上連打することで、アラーム発動と緊急通報(110 番)が自動で行われる緊急時 SOS 機能です。当初は Google Pixel スマートフォンにプリインストールされている「緊急情報サービス」アプリの新機能として 2021 年 11 月に提供開始されましたが、現在は Android 12 以降を搭載する Android デバイスのデフォルト機能として実装されています。
ちなみに Google Pixel スマートフォンの「緊急 SOS」機能ではアラーム発動と緊急通報のほかに、緊急連絡先位置情報共有、自動動画撮影とクラウドバックアップ、緊急連絡先撮影動画共有も一気に行われます。
そんな、もしものときに役立つ「緊急 SOS」ですが、例えばお子さんが誤って Android の電源ボタンを連打してしまうっても発動してしまうため、十分注意が必要。「緊急 SOS」は設定で細かく各機能を制御できるため、誤操作の可能性が特に高い環境にある方は、一度設定を確認しておくことがオススメです。
「緊急 SOS」の設定は、Android 設定内の[緊急情報と緊急通報]→[緊急 SOS]と進むことで確認可能です。
ちなみに今回の国内 MNO 4 社による一斉の Android「緊急 SOS」機能誤操作注意喚起はおそらく、総務省か警視庁から各社に通達があってのことと予想されます。