- Google、「Google I/O 2023」で発表したリニューアル版「デバイスを探す」の提供を当初の 2023 年夏の終わりから 2023 年末提供に延期
- リニューアル版「デバイスを探す」は世界 10 億台以上の Android ネットワークを活用して Blurtooth トラッカーやオフライン状態の Bluetooth デバイスの位置を特定する機能（Apple AirTag 方式）
- Apple との共同仕様で調整が必要となるため
Google は 2023 年 7 月 27 日（木）、2023 年 5 月開催開発者向けイベント「Google I/O 2023」において発表した、Android スマートフォンや Bluetooth トラッカー、Bluetooth イヤホンなどのデバイスの位置特定サービス「デバイスを探す（Find My Device）」のリニューアル版の、提供延期を発表しました。
リニューアル版「デバイスを探す」は、オフライン状態の Android デバイスや Bluetooth デバイス、Bluetooth トラッカーの位置情報まで取得できるようになる、新しい位置特定機能です。近くにある任意の iOS デバイスを介して位置情報を取得 Apple の「AirTag」と同様の仕様で、オフライン状態の Android デバイスや Bluetooth トラッカー、Bluetooth ペアリングが切断されオフライン状態にある Bluetooth デバイスであっても、世界 10 億台以上の Android ネットワークを活用して位置情報を取得し位置を特定できるようになります。
Android や Bluetooth デバイスそのものの位置情報取得はもちろん、Bluetooth トラッカーを用いた忘れ物 / 盗難防止用途としても活用できる、画期的な機能です。
https://jetstream.buzz/archives/170960 リニューアル版「デバイスを探す」は当初、2023 年夏の終わりに提供予定として発表されていたのですが、今回 2023 年末提供に延期として改めて発表されました。リニューアル版「デバイスを探す」は Google と Apple が共同で立案した Bluetooth 位置追跡デバイスの悪用に対抗するための業界仕様案「Detecting Unwanted Location Trackers」の元で構築されているため、Apple との調整も必要となるために遅延となってしまった模様です。
Source：Google
