- Google、デジタルホワイトボードプロダクト「Jamboard」の提供終了予定を発表
- 2024 年 9 月 30 日(月)に「Jamboard」ライセンスのサブスクリプション更新を終了
- 2024 年 10 月 1 日(火)で「55 インチ Jamboard デバイス」のサポート終了(2024 年 12 月 31 日でサービスが完全に終了)
Google は 2023 年 9 月 28 日(木)、デジタルホワイトボードプロダクト「Google Jamboard(Jamboard)」の提供終了予定を発表しました。
「Jamboard」は、2016 年 10 月に発表され、2017 年 5 月に米国、2018 年 8 月には日本でも専用ホワイトボードデバイス「55 インチ Jamboard デバイス」が発売され、それと共にサービスも提供開始された、教育機関やビジネス向けのデジタルホワイドボードプロダクトです。Google アカウントでログインすることで、「Google Workspace」サービスを「55 インチ Jamboard デバイス」に映し出したり、オンライン会議参加メンバーにホワイトボード画面を共有したり、オンライン会議参加メンバーからリアルタイムに意見を書き込んでもらったりなど、様々な場面で活躍するサービスとなっていました。
しかし昨今はオンラインホワイトボードサービス「Miro」「FigJam」「Lucidspark」などのサードパティサービスもリリースされ、さらにそれぞれのサービスがオンライン会議サービス「Google Meet」に統合されるなど、わざわざ「55 インチ Jamboard デバイス」を購入して活用する意味も薄れてきてしまっていたのが現状。そしてついに、「Jamboard」サービス自体が終了します。
「Jamboard」のサービス終了は、「Jamboard」ライセンスの 2024 年 9 月 30 日(月)サブスクリプション更新終了、「55 インチ Jamboard デバイス」の 2024 年 10 月 1 日(火)サポート終了、「Jamboard」アプリにおける 2024 年 10 月 1 日(火)の編集機能提供終了と 2024 年 12 月 31 日(火)の「Jamboard」アプリ提供終了の、それぞれの日程で行われます。「Jamboard」アプリは 2024 年 10 月 1 日(火)に編集機能が提供終了となったのちは、2024 年 12 月 31 日(火)まで「表示専用」モードのみが利用可能です。
「55 インチ Jamboard デバイス」は 2024 年 10 月 1 日(火)以降サポートが終了しますが、「55 インチ Jamboard デバイス」を Google パートナー企業「Avocor」が 2023 年はじめに発売した「Google Meet」対応オールインワンタッチスクリーンデバイス「Series One Board 65」「Series One Desk 27」にアップグレードできる代替サービスも提供されます。
Source:Google