- Google、新しい生成 AI アシスタント「Assistant with Bard」を発表
- 「Google アシスタント」と「Bard」が融合した新しい AI サービス
- 今後数か月以内にオプトイン形式のテスト機能として提供へ
Google は 2023 年 10 月 4 日(水)、2023 年新製品発表イベント「Made by Google ’23(#MadebyGoogle 23)」において、新しい生成 AI アシスタント機能「Assistant with Bard」を発表しました。
「Assistant with Bard」はその名の通り、「Google アシスタント」と「Bard」が融合した新しい AI サービスです。現時点ではまだその概要が発表されたのみで機能の提供は行われていないのですが、先日 Google が発表し一部地域で提供を開始した「Bard」拡張機能「Bard Extensions」をモバイルデバイス向けに最適化した機能が搭載されていたりと、利便性や実用性が想像しやすい機能となっています。
ちなみに「Bard」拡張機能「Bard Extensions」は、「Google マップ」「YouTube」「Google ホテル検索」「Google フライト」といった複数の情報ソースから必要なものをまとめて表示してくれたり、「Bard」が「Google Workspace」ユーザーデータにアクセスして、そこで取得されたユーザーデータを元に要約や回答を返してくれたりす機能です。例えば「Bard」が「Gmail」の受信ボックスにアクセスして、受信メールの中からユーザーが求めるメールを探し出してくれたり、メールを要約してくれたりしてくれます。
「Bard」拡張機能「Bard Extensions」はまだ日本語環境で解禁されていないためまだ若干不明な部分もありますが、便利な機能であることは間違いないでしょう。そしてもちろん、プライバシー保護もしっかりと担保されています。
また「Assistant with Bard」は、既存の「Google アシスタント」機能もそのまま利用可能です。
そんな「Assistant with Bard」は、今後一部のユーザーにテスト提供されたのち、数か月以内にオプトイン形式のテスト機能として提供される予定です。
Source:Google