- Google、最先端大規模言語モデル「Gemini Pro」を試験運用として開発者向けに無料開放
- 世界 180 以上の国と地域における 38 言語をサポート
- 2024 年始めの一般公開と共に有料化予定
Google は 2023 年 12 月 13 日(水)、2023 年 12 月 6 日(水)に発表した最先端大規模言語モデル「Gemini Pro」を、試験運用として開発者向けに無料開放しました。
「Gemini Pro」は、非常に複雑なタスクを実行できる最上位サイズ「Gemini Ultra」、幅広いタスクに対応できる汎用サイズ「Gemini Pro」、オンデバイスのタスクに最適なサイズ「Gemini Nano」の 3 つのサイズが用意されていて、「Gemini Nano」は新世代 Google Pixel デバイス上位モデル「Pixel 8 Pro」に、「Gemini Pro」は対話型ジェネレーティブ AI サービス「Bard」に、すでに提供が開始されています。最上位サイズの「Gemini Ultra」は、2024 年始めに提供予定の最先端 AI エクスペリエンス「Bard Advanced」に実装される予定です。
そして新たに「Gemini Pro」が、試験運用として開発者向けに無料開放されました。開発者はまず、テキスト入出力に対応した「Gemini Pro」とテキストと画像の入力とテキストでの出力に対応した「Gemini Pro Vision」を、無料の Web ベース開発者ツール「Google AI Studio」や「Google Cloud Platform」で提供されている機械学習プラットフォーム「Vertex AI」などを通して利用可能です。また「Gemini Pro」は、世界 180 以上の国と地域における 38 言語をサポートしています。
今回開放された「Gemini Pro」は試用期間ということで無料ですが、2024 年始めの一般公開と共に有料化される予定です。
Source:Google