CES 2017 での発表依頼、流動的に公式サイトの掲載が変更されている ASUS の新型 Chromebook「Chromebook Flip C302CA」ですが、先月まで徐々にプロセッサ、RAM、内部ストレージのバリエーションが減っていっていたのに対し、今月になって改めて元のバリエーションに掲載が戻っていました。
「Chromebook Flip C302CA」は発表当初、プロッサが “Core m3” と “Core m7” の 2 つ、RAM が 4 / 8 GB の 2 つ、内部ストレージが 32 / 64 /128 GB の 3 つ多くのバリエーションとなっていたところに、米国の家電量販店 Best Buy 限定で販売された “Pentium 4405Y プロセッサ” 搭載モデルが追加されました。
しかしその後“Core m7 プロッサ”、8GB RAM、128GB 内部ストレージの掲載が徐々に減っていき、2 月末時点では “Core m3 プロセッサ” “Pentium 4405Y プロセッサ” 4GB RAM、64GB 内部ストレージというバリエーションのみとなっていました。
一方で英国の ASUS 公式サイトは発表当初のままの掲載となっていて、更に米国ではまだ発売されていない 8GB RAM モデル、“Core m7 プロッサ + 8GB RAM” モデルが順次発売されています。
米国と英国でなぜこのような違いがあるのかはわかりませんが、今回米国 ASUS 公式サイトの「Chromebook Flip C302CA」のスペック記載が元に戻ったため、米国でも現在発売されている “Core m3 + 4GB RAM + 64GB モデル” よりもさらにハイスペックとなるモデルが発売される可能性があります。更に米国では現地の Amazon.com や B&H から既存モデルが直輸入が可能となっているので 上位もモデルもそれらで発売されれば直輸入可能となるかも。
期待は膨らみますが実際に発売されるのか、はたまた発売されるとしても日本直送が可能となるのかなどが一切不明となっているためもどかしいところです。せめて ASUS 公式で予約が開始されていたりすればいいのですが、今現在はそれすらも行われていません。
「Chromebook Flip C302CA」の上位モデルを狙っている方にとっては現在発売されている英国から転送業者経由で輸入する手段しかないのですが、現地の付加価値芸(VAT)を支払わなくてはいけないのでかなり無駄に高くついてしまいます。米国から直輸入ができるようになればその分安く済ませることができますし、もし直輸入ができなくても転送業者経由で無駄な州税を免れることができるのでそこまで無駄に高くはつかないでしょう。
今現在は公式サイトの記載が元に戻ったということしかお知らせすることができないのが私としてももどかしいですが、今後「Chromebook Flip C302CA」上位モデルの発売情報をお伝えできる日がくれば幸せです。過度に期待しすぎずその動向を探っていきたいと思います。
Source:ASUS