- スライド QWERTY キーボード搭載「F(x)tec Pro1」国内投入
- 2020 年 7 月 11 日に発売決定
- 89,900 円(税抜き)
リンクスインターナショナルは 2020 年 7 月 3 日、6 月 23 日に 7 月 4 日国内発売として発表しつつも 7 月中旬発売に延期していた、MWC 2019 で英国のスタートアップメーカー F(x)tec から発表されたスライド式 QWERTY キーボード搭載ピュア Android スマートフォン「F(x)tec Pro1」を、7 月 11 日に発売すると改めて発表しました。
「F(x)tec Pro1」の国内価格は 89,900 円(税抜き)で、全国の家電量販店で取り扱われる予定です。すでに Amazon やビックカメラなどでは、予約も開始されています。
「F(x)tec Pro1」
「F(x)tec Pro1」は MWC 2019 で発表された各メーカーの新製品の中でも、特にマニア志向で支持された Android スマートフォンです。
そのデザインは初代「Motorola Droid(Motorola Milestone)」と似ていて、横型のスライド式 QWERTY キーボードを搭載。キーボードを引き出すとディスプレイが 155 度傾くので、本体を机やテーブルなどに置いたままタイピングしやすい仕様となっています。
この形状は、以前 Livermorium が「Moto Z」シリーズ用の物理 QWERTY キーボード「Moto Mods」として開発されていた「Physical Keyboard Slider Mod」に酷似しているのですが、何を隠そう Livermorium は F(x)tec の前身。
「Physical Keyboard Slider Mod」の開発キャンセル発表の際、それまでの開発を基に QWERTY キーボードを搭載する独自薄型デバイス「コードネーム:Q-device」の開発を開始したことも発表していたのですが、MWC 2019 で正式発表された「F(x)tec Pro1」が、その「Q-device」だったわけです。
「F(x)tec Pro1」は主要スペックも公開されています。サイドカーブエッジ仕様の 6 インチ(2,160 × 1,080)フル HD+ ディスプレイ、Snapdragon 835 プロセッサ、6GB RAM、128GB 内部ストレージ、1,200 万画素 + 500 万画素リアデュアルカメラ、800 万画素フロントカメラ、3,200mAh バッテリーを搭載。
OS は初期で Android 9 Pie 搭載で、しかもピュア Android 仕様となっている点も特徴です。それでいて、各アプリが横画面に最適化された表示となるよう、UI が考慮されています。
このほかデュアル SIM 対応で、SIM 2 は micro SD カードスロットとの排他仕様となります。
「F(x)tec Pro1」はキーボードを閉じた状態でも薄さ 13.98 mm を実現している点も特徴で、それなりに薄型です。重量が今のところ非公開なので、手に持った時の重さが気になるところ。
「F(x)tec Pro1」の国内価格は 89,900 円(税抜き)です。
主要スペック
|
Source:リンクスインターナショナル