- 2020 年 7 月 29 日より茨城交通が「VISA のタッチ決済」を導入
- 勝田・東海 ~ 東京線の高速バスにて
- ついに NFC「Google Pay」で公共交通機関利用可能に
三井住友カードとビザ・ワールドワイド・ジャパンは 2020 年 7 月 22 日、Visa カードが提供する非接触型決済サービス「Visa のタッチ決済」を利用する初の公共交通機関決済ソリューションを、7 月 29 日より茨城交通にて国内初導入すると発表しました。
「Visa のタッチ決済」を利用できるようになるのは、勝田・東海 ~ 東京線の高速バスにおいてです。高速バスに乗車する際に、車内搭載の決済専用タブレットに「Visa のタッチ決済」対応クレジットカードやデビット式クレジットカードなどをかざすことで、即時の決済を行うことができるようになります。
つまり、NFC 型「Google Pay」を利用して、公共交通機関を利用できるようになるということです。
また、同じく NFC 決済の「Fitbit Pay」でも、公共交通機関を利用できるようになります。
このほか茨城交通では、「PayPay」「LINE Pay」「楽天ペイ」「Alipay」の QR コード決済も利用可能となります。さらに「Visa のタッチ決済」や QR コード決済を利用して乗車する場合に、キャッシュレス決済割引も適用されます。
「Visa のタッチ決済」をはじめとして NFC 決済は、2020 年に入りコカ・コーラの「マルチマネー対応自動販売機」やコンビニチェーン「セブン‐イレブン」などでも、続々と利用できるようになっています。
2021 年に延期された東京オリンピックに向けて、国際規格となる NFC 決済は、今後さらに拡大されていくと予想されます。
ちなみに「Visa のタッチ決済」を利用する公共交通機関決済は、2020 年 9 月に岩手県北バス:106 急行(盛岡 ~ 宮古)、10 月に福島交通・会津バス:会津若松・福島 ~ 仙台空港線でも導入される予定となっています。
Source:ビザ・ワールドワイド・ジャパン